絶賛管理職で稼働中・理学療法士の阿部(@yousuke0228)です。
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目次
管理職の役割とは
セラピスト(理学療法士)業界でも病院・施設などたくさんの管理職の方がいらっしゃいます。
労働者を指揮し、組織の運営に当たるとなると、部下の教育や指導が重要の役割になってきます。
部下の教育や指導をしていくときは、場数を踏んでいることが必要条件です。
30過ぎたら管理職になろう!
理学療法士のデータになりますが、この人口ピラミッドを見ると。

参考資料:理学療法士を取り巻く状況について(PDF:1954KB)
30歳以下の方の数が圧倒的。
30歳過ぎたら、管理職になる準備をしたほうがいいですね。
回復期リハビリテーション病棟などではそもそも100人単位のセラピストがいるわけですから、なかなか管理職的な職位につくのは難しいですが、それ以外の職場ではそんなに専門職が多いというところはあまりないでしょう。
管理職の皆さん、そもそも管理する勉強しました?
これは大手企業であれば管理職研修などなどあるのでしょうが、医療介護業界、零細企業がたくさんあります。
気付いたら施設の管理者をやっていて社内の管理職的な働きを求められているという方も多いでしょう。
管理職だけ専念してやっている方はかなりの少数で、プレイングマネージャーが多いのではないでしょうか。
そんな実戦経験の大切さはもちろんなのですが、教科書的な教材も時に必要です。
東京大学准教授の中原淳さんの本は、マネージャー必読。
管理職・マネージャーの仕事の本質は
中間管理職とは、そもそもプレーヤー業務の片手間にできるほど簡単な仕事ではない。
すでにマネジャー職についている人なら、そのことを嫌というほど体感していることでしょう。
はい・・・体感しております・・・。
色々と悩みも尽きませんし、整理するためにブログを書いているのでしょうか。
自問自答の日々。
中間管理職の仕事の難しさは、一言で言えば、「他者を通じて物事を成し遂げなければならない(Getting things done through others)」ということ。
もう少し別の言葉で言うならば、「仕事を任せても、放置せず、他者に成果をあげさせること」。
これも日々痛感しますね。
「他者」は部下だけでなく、上司や経営者なども含まれるわけです。
調整業務なんて超合理主義の方に言われば、やらなくていいって話もあります。
ただ私はチームを作って動かす勉強だと思って仕事しています。
中間管理職やマネージャーという仕事はなくなっていくとも言われていますが、私は「人同士を繋ぐ」という意味でこの仕事はなくならないと思います。
専門技術はいらない?
他者を通じてといえ、自分自身がプレイヤーとしてポンコツすぎると信頼も何もないので、技術的な部分ももちろん大切です。
その上で、周りに動いてもらったり、動かすように働きかけたり、そんなわけで、まさに社内社外調整役といったところでしょうか。
使えるものは何でも使う。
基本はグレーゾーンの対応が仕事と思っておけば、間違いない。
名マネージャー目指しましょう!!
そんなわけで、自分もかれこれ会社の施設部門の管理職をやらせて頂いている訳です。
わからないこと、悩むこと、たくさんあります。
記事を読んでいただいた方の中には、「管理ってなんぞや?」「どうやるのがスマートなんだ?」と考えている方も多くいるかと思います。
どの分野もそうですが、本だけ読んだってどうにかなるものではないです。
ただ、どのようなことが起こり得るのかということを疑似体験するにはもってこい。
実践をして実践して、書籍で学んで、積み重ねるしかないというのが今の自分の答え。
地道に着実に進めていきましょう。
関連記事1:理学療法士のマネジメント〜①コンフリクトマネジメントについて〜
関連記事2:理学療法士のマネジメント〜②モチベーションについて〜
関連記事3:理学療法士のマネジメント③中間管理職・マネージャーの役割とは
関連記事4:理学療法士のマネジメント④上司の部下の立場から権限移譲とエンパワーメントを考える
関連記事5:理学療法士のマネジメント⑤〜マネジャーに必要な能力とは?〜
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阿部洋輔
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