HYGGEとLYKKEを参考に自分のライフスタイルを考える

いろんな環境の変化から働き方だけではなくてそもそも生き方について考える時代になりました。

私は30代後半になってきて自分のなりの価値観が少しずつ確立されてきた気がします…。

今は「シンプル」「自分の大事なものを大事にする」という価値観で生活しています。

そんな中でヒントがたくさん詰まった本がありましたので紹介します。

 

HYGGE(ヒュッゲ)とは

HYGGEとは何か存在するものではなく、その場の雰囲気や空気・経験。

満ち足りることという意味のノルウェー語からきているそうです。

HYGGEのルールとして以下のものが挙げられています。

 

ヒュッゲのルール10か条

  1. 雰囲気
  2. 「今」「ここ」
  3. お楽しみ
  4. 公平・平等
  5. 感謝
  6. 調和
  7. 気楽さ
  8. 平和
  9. 一体感
  10. 安らぎ

これだけ見ても、スローライフやシンプルライフを目指すデンマークの方々の価値観が垣間見れます。

照明やキャンドルや家具といった目で見えるスタイルは一旦置いておいて、その中にある価値観がヒントになります。

  • 1日の終わりに家族と一緒に食事して遊ぶこと
  • 大切な人と大切な時間を過ごすこと

こういうことを当たり前に大切にする価値観。

そういったことを考えるとヒュッゲは内向きな人にぴったり。

仕事に追われて追われて、心の余裕が少しないなぁという方にはぜひ読んでみて欲しいですね。

 

LYKKE(リュッケ)とは

 

LYKKE(リュッケ)とはデンマーク語で「幸せ」の意味。

幸せを客観的に評価することは難しいけれど、素晴らしい人生を送っていると感じている人たちに焦点を当てている本。

  1. 人との付き合い方
  2. お金の使い方
  3. 健康管理
  4. 自己決定力
  5. 利他主義

これらの習慣作りが幸せを感じることに繋がるということ。

私自身は

  • 自分で物事を決断しているという、自己決定力
  • 自分以外の人のために何かをするという利他主義

を意識しています。

 

書籍の中で非常に興味深かったのは

  • コ・ハウジングと呼ばれる共同住宅
  • 野心的であることの欠点は自分のあげた成果に常に満たされない
  • ヤンテの掟

気になる方はぜひ読んでみてください。

 

デンマーク人ができて、日本人ができないわけではないと思います。

まずは「小さな習慣作り」「幸せになると決めること」からでしょうか。

 

スタイルを真似るのではなく、価値観を整理する

HYGGEもLYKKEも北欧の価値観で最近注目されているものです。

身近な幸せだったり心地よい雰囲気だったり。

私はそういった文脈で捉えています。

全てを賭けて仕事をして成果を出すのが格好良いという価値観も理解できますが、私は家族や身近な人を大切にしてゆったり過ごしていきたいという価値観です。

 

そして、決して北欧の生活スタイルを真似するのが目的ではありません。

それが希望だったら北欧生活スタイルみたいな本を真似すれば良いわけで。

 

これらの本は自分自身の中で何が重要なのかということを考えるきっかけになる本。

特に感謝・安らぎ・平和・人との付き合い方など、振り返る点はたくさんありました。

 

私はゆるく生活していく

今回の新型コロナ騒動が働き方や生き方を考え直すタイミングになった人も多いのではないでしょうか?

このような本を見ることで自分の生活の中の優先順位を確認することは大切だと痛感しました。

私は内向的な性格もあり、ゆるく生活するのが私の希望。

今後もこういった価値観を大切に生活していきたいです。

ゆったり生活をしてみたい方はこの本を読んでみてください。

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阿部洋輔

デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです

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