理学療法士のマネジメント⑥〜男性脳と女性脳。男女差をどう捉えるか?〜

久しぶりに本の紹介!?

先日、アゼリーグループの川田先生のリーダーシップについてのセミナーに参加しました。

そのセミナーの記事:理学療法士にもリーダーシップが求められる時代です。

そこで紹介された本がとても良かったわけです。

その本は・・・

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キレる女懲りない男―男と女の脳科学 

キレる女懲りない男―男と女の脳科学 (ちくま新書)

この本の内容はマネジメントを必要とする役割の方には必須です。

仕事をする上で対男性と対女性では対応って変わりますよね?

と言うより同じことを伝えたとしても反応が違います。

(配偶者とうまく過ごしていくためにも、男性と女性の「差・違い」は理解しておいて損はありません。)

脳の性質にはよくも悪くも、男女のパターンがあるということ。

職場の〇〇さんがどういう脳みそだ!ということではなく、男女差は一般的にこんな具合なんだなと捉えるきっかけにして下さい。

男性脳と女性脳

これの概要を理解しておくことが、スタッフに何かを頼んだり、チームで物事を進めいくことに役立ってきます。

マネジメントにも必須の知識です。

仕事でも役立つ特徴としては・・・・

vs 女性

・とにかく話を聞く

・女性がキレたらただ真摯に謝る

・結果良かったことについて、過去の失敗を指摘しない

vs 男性

・結論から言う、数字を使う

・秩序を安易にはみださない

・不満があったら率直に言ってみる

 

書き出すとこんな感じですが、こういった男女の性質があるのなら、これを知らずにいるというのは勿体無い。

男性マネージャーの方、女性マネージャーの方、異性の部下に悩んでいませんか?

医療介護職として働いていれば、スタッフでも患者さん利用者さんでも男女両方の対応をするのは当たり前です。

「男女の見方には違いがある」という前提を理解しているかいないかで随分、こちら側のストレスの具合も変化してくるのではと思います。

私自身の生かし方

私自身職場(介護業界)では、女性スタッフの割合が多く、男性スタッフとのコミュニケーションと比較するとやはり難しいと思う日々です。(私が男で、そう思ってしまっているだけかもしれないが・・・)

ただ管理職(マネージャー)の役割は「他者を通じて物事を成し遂げる」ということ。

または「仕事を任せても、放置せず、他者に成果をあげさせること」とも言い換えられます。

となると、いろんな能力を管理職として求められているのは日々痛感するわけです。

他者を通じで物事を成し遂げなければならない時に「コミュニケーション能力の欠如」や男性女性の差を含めて、「他者を理解していこうという気持ち」がなければ、随分と仕事は大変なものになります。

そんな時に、男性と女性はまず考え方・捉え方にも「違い」があると思えることで、他者への理解が少し進むのではと思います。

関連記事:管理職(マネージャー)の役割とは?〜悩む管理職セラピストへ〜

管理職(マネージャー)の方には非常に有用ですので、興味を持ったら是非本を読んでみてください!

勝手にマネジメントシリーズ

関連記事1:理学療法士のマネジメント〜①コンフリクトマネジメントについて〜

関連記事2:理学療法士のマネジメント〜②モチベーションについて〜

関連記事3:理学療法士のマネジメント③中間管理職・マネージャーの役割とは

関連記事4:理学療法士のマネジメント④上司の部下の立場から権限移譲とエンパワーメントを考える

関連記事5:理学療法士のマネジメント⑤〜マネジャーに必要な能力とは?〜

関連記事6:理学療法士のマネジメント⑥〜男性脳と女性脳〜

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阿部洋輔

デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです

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