皆様おはようございます。
理学療法士の阿部洋輔です。
昨夜は乃木坂スクール。
h-MBAコースがプロデュースするヘルスケアMBAエッセンシャル講座。
医療経済制度学〜2025へのカウントダウン〜
ということで、国際医療福祉大学大学院の武藤教授の講義。
・地域医療構想の流れ
・2016年診療報酬改定のポイント
を中心に。
地域医療構想とは
簡単に言うのなら、2025年に向けて、
地域の医療需要の将来推計や報告された情報を活用して
医療圏ごとの各医療機能の将来の必要量を含めて、
その地域にふさわしいバランスのとれた医療体制にしましょうということ。
詳しくはこちらで。
今後の7対1入院基本料の動向
7対1看護配置とは、入院患者様7人に対して、看護師1人以上を配置する体制で、
高度医療への対応、医療安全の確保を図ることにより、
より安全で信頼できる看護の提供が可能とされます。
ただこの7対1看護体制。
病院の収益化のために看護師がさらに必要になり
医療機関に流れるということも同時に生み出してしまっています。
とはいえ、看護師さんが必要なのは当然として。
武藤先生はリハビリ職や他職種も病棟配置の人数として
換算していかないと看護師不足と言われる中で医療体制の確保は
難しいのではと話されていました。
リハビリ専門職に求められること
・急性期リハビリをガンガン頑張る(平均在院日数を減らす)
・「参加・活動」にもっともっと力を入れる(人は何のために生きているのか?)
・身体機能リハビリだけではダメ(もう何も言えない・・)
・7対1の人員配置として病棟に入っていく?(看護師不足にも対応)
という風に受け取らせて頂きました。
病棟に入っていくといっても、6単位以上のリハの効果が
散々取り沙汰された後ですから、また回復期とは違うアプローチが
必要になってくるのだと思われます。
とはいえ、まだまだまだまだリハビリ専門職の役割はあると
再確認できました。
関連記事:今後のリハビリテーション専門職としての働き方の注意点
阿部洋輔
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