介護業界で働く理学療法士の阿部(@yousuke0228)です。
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職場のデイサービスではHONDA歩行アシストを使った歩行リハビリも行っています。
私は歩行をメインの職域としている理学療法士なのですが、こういった機械が入ってくることに大賛成です。
なんならAIに仕事は奪われたって、その時はその時です。
新しい機械やAI好きな私にとっても気になるニュースがありました。
サイバーダインが「HAL®腰タイプ 自立支援用」を2017年10月2日販売開始
CYBERDYNE 株式会社(茨城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之)は、足腰の弱っ た方などの体幹・下肢機能の維持向上を目的とする新製品「HAL®腰タイプ 自立支援用」を、 2017 年 10 月 2 日に販売開始いたします。
(引用:プレスリリースより)
サイバーダインはこれまで
- 自立支援
- 介護支援
- 作業支援
などのいろいろなタイプの機器を作ってきています。
是非参考にしてみてください。
リンク:サイバーダインのホームページ
一見HONDA歩行アシストにかなり形状も似ているのですが、サイバーダインの強みである生体電位信号を読み取るタイプの機器のようです。
サイバーダイン「HAL®腰タイプ 自立支援用」のスペックや効果
機器の重量は3キログラム。
装着も容易に。(ここがHALの最大のデメリットだった・・はず)
実際の使用場面が今見れないので、わからないのですがプレスリリースによると・・。
本製品は、従来のHAL®製品と同様に、運動時に脳から筋肉へ送られる信号を“生体電位 信号”として読み取ることで、装着者の思い通りの動作を実現します。足腰の弱った方などが 装着して体幹動作や立ち座り動作などを繰り返すことによって身体そのものの機能向上が促されるため、HAL®を外した状態であっても日常生活での自立度を高めることが期待できます。また、本製品は3キロのコンパクトな軽量モデルで装着・操作が容易であること、装着者の思い通りの動作を実現できることから、高齢者の方の運動に気軽に楽しく活用いただけます。本製品の導入により、介助なしでの立ち座りなど、介護される人の QOL (クオリティオブ ライフ;生活の質)が向上することに加えて、介護する人の身体的負担が大きく軽減されることが期待されます。
(引用:プレスリリースより)
リハビリにも応用できて、利用者さん本人と介護者の両者にとって良いサービスになるようです。
介護量の軽減は本人だけでなく、家族にも良い影響を与えますから、期待大。
とても興味深い話なので、今後の動向にも注目です。
こういった次世代自立支援機器は市場規模が右肩上がりですから、セラピストの皆さんもチェックしておくといいですよ!!
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阿部洋輔
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