皆様おはようございます。
介護業界で働く理学療法士の阿部(@yousuke0228)です。
介護業界にも人工知能の波が来ました。
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介護×人工知能のニュース
介護×AIで新しい社会を創る株式会社シーディーアイ。
⼈⼯知能を使って⾼齢者の⾃⽴⽀援型介護に向けたパラダイムシフトを⽬指す弊社は愛知県豊橋市と共同研究を⾏うこととし、平成 29 年 7 ⽉ 10 ⽇付けで豊橋市と協定を締結いたしました。
(ホームページより引用)
主にはケアマネの支援ツールを作るとのことですが、ケアマネ業務をディープラーニングで機械化していこうということです。
関連記事:人工知能(AI)でなくなる仕事〜リハビリテーション専門職は安泰か?〜
この記事にもあるように職業の自動化率は、ケアマネージャーは2030年時点で1%。
(ちなみに理学療法士0.4% 作業療法士0.1%)
1%の自動化率というのがどれほどのものかと言われると疑問ではあるのですが。
一般的なケースを入力すれば、基本的なケアプランが出力されるというのは比較的すぐ出来るはず。
「お世話する介護」から「⾃⽴を促す介護」へ
株式会社シーディーアイのビジョン。
ただこれは平成30年度の介護報酬改定やその後の国の方向性となっていきます。
このニュースを仕事を奪われると感じるか、もっともっとうまく仕事を進めるためのツールとして活かそうと感じるかはその人次第。
私はこういったサービスが出来ると、完全な機械化には時間がかかるとしても、1人のケアマネさんの担当できるケース数が飛躍的に伸びるのではないかと考えています。
質の改善を狙ってなのか、ここ数年ケアマネの合格率がかなり低い状況です。
今後は質の均一化を人工知能(AI)が担って、必要な専門職は必要な分だけ教育する。
そんな時代になりそうです。
まとめ:今と同じでは無理ゲー
介護業界にも確実にAIの波が来ています。
介護人材の不足もずっと言われていますので、何らかの形での労働力の確保は喫緊の課題です。
関連記事:介護業界の人材不足〜2025年はどの業界も人手不足〜
外国人の人材、潜在介護士、人工知能・・・などなど。
いろんな手が打たれている状況です。
だからこそ、今まで通りにやっていくというのはもう無理ゲーです。
少しずつでも変化に柔軟になっていきましょう。
まずは頭の中を少し柔らかくしてみます。
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阿部洋輔
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