介護業界と保育業界の共通点?〜平成28年4月22日の日本経済新聞一面より考える〜

皆様おはようございます。

理学療法士の阿部洋輔です。スクリーンショット 2016-04-23 6.22.34

平成28年4月22日の日本経済新聞一面

保育士の月給1.2万円上げ  来春、政府・与党方針 定昇導入に助成金

保育士の賃金アップという話が出ますと

介護職員の話も同様に扱われます。

構造が似ているというか問題が同じなのか。

介護業界、保育業界。

仕事として、親として

関係している自分としては気になる話題。

関連記事:保育・介護の一体化〜時代は明らかに効率化〜

共通点として考えられるのは

①労働集約型の働き方ということ。

人がいないと始まらないし、

IT、IoTといってもまだまだ

完全移行には時間がかかるでしょう。

(とはいえイノベーションがいきなり起こるかもです)

②そして必ず必要なサービスであること

子供には保育が

高齢者は介護が

程度はあれ必要です。

人は年齢を重ねていくわけです。

セーフティネットの役割となる

サービスが供給できなくなるということは大変なこと。

需要自体は消えることはないでしょうし、

一億総活躍社会を押し進める上では必須のサービスですし。

ただ、やり方は日々変化していきます。

○施設の統合(介護&保育)

    ↓

○関係職種の賃金アップ

    ↓

○ロボットへの代用へ

現在議論されていますね。

介護業界では・・・

介護業界でいえば、ロボット化の前に、

セラピストのヘルパー化なども考えられます。

(セラピストが増加し、ヘルパーが増加しないのであれば、白羽の矢が立ちます・・)

EPAに期待することもありかもしれませんが、

仕事の性質上、一気に外国人の方のスタッフに切り替えるのは

至難の技。

そして、EPAでの外国人活用。

これには、日本が他のアジアの国々に対して待遇などで

抜きん出る必要があります。

それを踏まえてのロボット活用。

既定路線ですが、その流れかなと。

この時代の中でどうやって貢献していくかを

考える良いタイミングです!

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阿部洋輔

デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです

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