皆様おはようございます。
理学療法士の阿部洋輔です。

平成28年2月10日付の高齢者住宅新聞
理学療法士にスポットを当てて、介護保険領域におけるリハビリテーションのあり方が特集されています。
「個別・症状別」がポイントだと。
やはりこの流れでしょうか。
平成28年2月10日付 中医協の発表
今回の中医協の発表でも、介護保険領域(それに相当する方々)の単価が大幅に引き下げられています。
「リハビリ難民」という言葉は、月13単位の制限が始まった時に現れました。
今回また、外来リハに制限がかかりますから、介護保険でというか社会全体で支えるサービスとしてリハビリテーションのあり方が問われているのだと思います。
関連リンク:要介護被保険者の維持期リハビリテーションの介護保険への移行等(資料のP182)
リンク:紹介状なしで大病院受診すると5000円かかります〜特定機能病院・500床以上の病院が対象!〜
リハビリテーションの受け皿として(形としての)
箱として、デイケアやリハビリ特化型のデイサービス、もしくは自費でのサービスの必要性がさらに増してくると考えられます。
それこそ形は問わず、総合事業も然り自費サービス、一般的なフィットネスでも。
・医療保険
・介護保険
という保険制度下の取り組み自体にはどんどん財政的な制限がかかる方向です。
だからこそ、もう一度「リハビリテーション」の概念を確認しないと。
リハビリテーションってなんだったっけ?
こんな時こそ「リハビリテーション」の概念を地域に届けられるようにすることが必要ですね。
PTの就職先も医療から介護へシフトしているといいますし。
地域の目線を自分自身が持っていかないといけないと痛感しています。
地域にリハビリテーションという概念をどのように浸透させていくか。
ただこれに尽きるのではないかと思っております。
人に対してなのか?
環境に対してなのか?
街に対してなのか?
リハビリテーションという物ではなく、リハビリテーションという考え方(概念)なのです。
だからこそ、どんなことにも生かすことができる。
というメリットもあるということです。
暗いことばかり考えず、楽しくやりましょう!
阿部洋輔
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