皆様おはようございます。
理学療法士の阿部洋輔です。

先日の平成28年1月20日の読売新聞1面
この日介護保険の件に触れたのは読売新聞のみだったそうです。
意図的に情報を小出しして国民の反応を見ているという状況の様です。
勿論、ずいぶん前から、「軽度者切り」は騒がれていますし。
要支援の方の通所介護・訪問介護の地域支援事業への移行は再来年度には全ての自治体で完了予定。
いわゆる新しい総合事業です。
まさに、介護保険自体PDCAして進化・変化してますね。
関連記事:たまには介護保険の成り立ちを考えてみよう
そして、今回の狙いは「要介護1・2の利用者さんの生活援助サービス」すなわち家事や洗濯・調理などでした。
軽度者のくくり
どうやら国のいう「軽度者」は・・・
要支援1・2要介護1・2の方々。
要介護3は中度者。
要介護4・5が重度者。
というくくりのようです。
今回の報道のように今後は要介護3・4・5の方が介護給付をうけられるという形に変わるのでないかと。
ドイツはそもそもがそんな形なんではなかったでしょうか。
介護保険改正は常に国の財布の中身との調整。
介護保険というサービスを未来永劫継続していく為には多少の変更。
多少の痛みは伴って仕方ないという考えでしょうか。
実際自分が1号保険者になる予定の30数年後にはどのようなサービス・保険が待ち受けているのでしょうか。
財源は無いだろうなー・・・・・・。
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阿部洋輔
デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです
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