目次
未来投資会議(第9回)がありました。
未来投資会議とは・・・
日本経済再生本部の下、第4次産業革命をはじめとする将来の成長に資する分野における大胆な投資を官民連携して進め、「未来への投資」の拡大に向けた成長戦略と構造改革の加速化を図るため、産業競争力会議及び未来投資に向けた官民対話を発展的に統合した成長戦略の司令塔として、未来投資会議を開催する。会議は、「日本再興戦略2016」(平成28年6月2日閣議決定)における「第4次産業革命官民会議」の役割も果たす。
先日の落合陽一さんの話にもあるのだが、未来の話。
関連記事:【書評】超AI時代の生存戦略 /落合陽一氏 を読んで〜2040年代のシンギュラリティを見越して〜
日本政府はこんな風な未来を描いていますよという資料。
ぜひご覧ください。
リンク:未来投資会議(第9回) 配布資料
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Society 5.0とは?
サイバー空間とフィジカル空間(現実社会)が⾼度に融合した「超スマート社会」を未来の姿として共有し、その実現に向けた⼀連の取組。

リンク:新たな経済社会の実現に向けて 一般社団法人 日本経済団体連合会 -概要-
Society 5.0 として目指すべき戦略分野
1 健康寿命の延伸
2 移動革命の実現
3 サプライチェーンの次世代化
4 快適なインフラ・まちづくり
5 FinTech
日本が集中的に取り組むべきところは以上の分野だそうです。
私たちが全く関係のない分野はありません。
医療介護業界の視点で見てみましょう
一番関係ありそうなのは、健康寿命の延伸。
これだけの少子高齢化社会は世界にもないわけですし。
この分野に対して介入できるのが医療介護の業界です。
「健康寿命の延伸」 – 我が国は、グローバルにも突出して高齢化社会をいち早く迎えることとなる一方で、国民皆保険制度や介護保険制度の下でデータが豊富にある。
→ 健康管理と病気・介護予防、自立支援に軸足を置いた、「新しい予防・医療・介護システム」を構築することにより、健康寿命を更に延伸し、世界に先駆けて生涯現役社会を実現させる。
ここにも書かれている通り、介護業界において自立支援介護が大ブームですね。
データを豊富に使えるのだから、もっともっと介入方法を精密に正確にして、最終的にはこれを国の成長産業にすると。
介護報酬改定も随分ミクロの話に感じる
この話を聞けば、診療報酬・介護報酬改定なんてものは、ミクロのミクロの話です。
世界に向けて「新しい予防・医療・介護システム」を構築しようとしているわけですから。
報酬改定に一喜一憂する時もありますが、マクロでみればそんなことをする必要すらないでしょう。
今までの延長線上で未来を考えることがどのくらいマズイかということを知るきっかけに。
目指せ、超スマート社会!!
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阿部洋輔
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