「軽度者切り」の流れ〜平成28年7月時点〜

皆さんおはようございます。

理学療法士の阿部洋輔です。

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軽度者切りは現実に・・

リンク: 東京新聞:介護保険の福祉用具レンタル 全額自己負担方針に悲鳴

これは記事を読んで頂ければお分かりになる通り

福祉用具についての軽度者のサービス打ち切りについてです。

以前から、「軽度者切り」は騒がれています。

関連記事:国のいう軽度者は要支援1から要介護2まで?〜読売新聞報道より〜

これは今年の1月下旬の読売新聞でした。

「軽度者切り」というネーミングはさておき、この流れには抗えないようです。

ということで先日のニュース。

リンク: 東京新聞:介護保険の福祉用具レンタル 全額自己負担方針に悲鳴

福祉用具のレンタルについて、要支援1・2と要介護1・2の方々は

自費負担にしようという流れ。遂に始まってきています。

ただ、市区町村ベースで総合事業ができてきた流れや

介護保険対象者が増加して、国のお財布具合を見ていますと

もう当然の動きです。

次は・・・・

・訪問介護の家事援助サービス

・通所系サービス

が対象となってきます。

私自身も通所介護施設で働いておりますので、

勿論対岸の火事ではないわけです。

こんな時にはマクロ視点も

・介護分野での職員不足状態の継続

・介護報酬のマイナス改定

このあたりは前提条件。

短期的視点も大切ですが

長期的視点にも立って進んでいかないといけませんね。

ただただ暗いことばかり考えていてもつまらないですし。

できることをやっていきましょう。

日々精進です。

リンク:社会保障審議会 介護保険部会「軽度者への支援のあり方」

(平成28年7月20日の会議資料です。)

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阿部洋輔

デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです

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