【感想】映画「アンコール!!」は自立支援を学ぶ教科書だ。

理学療法士の阿部(@yousuke0228)です。

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映画はあんまり見るわけではないのですが、今朝4時からこの映画を見ていました。

すでに生活がおじいちゃんです。

映画アンコール!!(Song for Marion)とは?

amazon primeですぐ見れますので、prime会員の方にはぜひとも見て欲しい!!

まあ2013年公開の映画なので、ネタバレとかまあそういうのは置いておいて。

アンコール!!』(Song for Marion、米公開時英題:Unfinished Song)は2012年イギリスコメディ映画

ポップスやロックを歌う合唱団を舞台に、テレンス・スタンプヴァネッサ・レッドグレイヴ演じる一組の老夫婦とその家族や仲間たちを描く物語。監督はポール・アンドリュー・ウィリアムズ。

2012年9月に開催された第37回トロント国際映画祭のクロージング作品として初上映され、第15回英国インディペンデント映画賞の脚本賞、主演男優賞、助演女優賞にノミネートされた。

(引用:wikipediaより)

え・・・この映画はコメディ映画だったのか・・・。

私は始まってから終わるまで号泣だったのに・・・。

自立支援について考えさせられる

自立支援で大事なのは、自己選択と自己決定。

その機会を提供して「生きる意欲」を引き出すことなのです。

シーン1:死期が迫っても合唱団に通いたいから通う

妻のマリオンは、合唱団に通うことが生きがいで、余命数ヶ月で死期が迫っていてもずっとそれを続ける。

頑固な夫(このアーサーが本当に良いのだが・・・)が「やめておけ!」「無理するな!」と散々言っても関係なし。

なかなかそういった関係性の夫婦、この職業でも現実には見たことがあまりない・・・。

でも死期が迫っていようが、介護状態にあれど、やりたいことを自分で決めて自分でやる。

これ以上のことはありませんね。

本当にリハビリテーション専門職として自己選択・自己決定の重要さを感じました。

シーン2:病気の妻が夫に嫌なことをされ、夫と全く口を聞かないシーン。

看病されている側の妻が自分のやりたいことを主張して、身勝手な夫を叱るシーン。

そして夫が折れるんです。

こんなことは日本ではありえないって言われそうなシーン。

看病される側は弱い立場で、弱い立場なりのやり方があるだろうと・・・。

看病してもらっているのに、その相手に向かって意見するのはけしからんという風潮があります。

ただもちろんそんなことは間違っていて、ただやりたいことを主張すればいいのです。

てか、夫婦なんですし。

まとめ:映画アンコール見ると・・

  1. ひとまず号泣
  2. 自立支援について考えさせられる
  3. 夫婦の関係性を改めて考えさせられる
  4. そして歌いたくなる(合唱)

といった効果がありました。

個人の感想ですから、皆さんは皆さんで効果を見つけてくださいね。

とはいえ、コストパフォーマンスが半端ない映画でした。

この映画の存在を教えてくれた妻に感謝。さすがリハビリ専門職です(笑)

興味のある方にはぜひ見て欲しいし、興味がなければ放っておいてくださいね。

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阿部洋輔

デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです

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