皆様おはようございます。
理学療法士の阿部洋輔です。
平成28年3月26日の日本経済新聞朝刊。
介護保険 高収入ほど負担 厚労省、18年度見直し議論始動 必要度軽い高齢者も
介護保険部会資料はこちら
当然ですが、もう2018年度の同時改定に向けて
国は動き出しています。
そして少しずつ情報を公開して、一般的な反応を見る時期のようです。
今年の1月には読売新聞の軽度者切りの報道もありましたね。
関連記事:国のいう軽度者は要支援1から要介護2まで?〜読売新聞報道より〜
今回の話でいうと、
1.介護保険料負担の開始年齢の引き下げ。
2.介護保険の2割負担の対象者を増やす。
3.掃除料理(家事援助)は10割負担。
こういった議題がすでに取り扱われています。
国のお財布の中身は誰もが知るように、
十分ではありません。
そして高齢化が進み、介護サービスが今以上に
必要だとされる世の中が待っています。
この辺りが検討され始めているということは、
遅かれ早かれこれが現実化するということ。
公的介護保険外サービスの創出・活用もこれから
どんどん推し進められていきます。
3年ごとの報酬改定は気になるところですが・・
ミクロ(2018年に向けて)と
マクロ(2040年あたりを見据えて)を
意識して
どのように利用者さんに
貢献していけるかを
もう一度棚卸ししていきましょう。
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阿部洋輔
介護業界の理学療法士マネジャー(保健医療学修士)。 弟の脳性麻痺という障害がきっかけでリハビリ業界へ。リハビリ特化型デイサービスの2施設のマネジメントをしており、施設運営や労務管理で七転八倒。「介護業界で働く理学療法士のブログ」を運営。みんなの介護「介護の教科書」で在宅介護についてのコラム執筆中。詳細なプロフィールはこちらです
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