介護業の定昇導入助成 最大200万円、人手確保狙う〜定期昇給とベースアップは違う〜

皆様こんばんは。

理学療法士の阿部洋輔です。

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介護人材向けの施策

日経新聞1面(2016年2月14日朝刊):介護業の定昇導入助成 最大200万円、人手確保狙う 厚労省

要約すると、定期昇給制度を導入して、離職率を低下させたら、最大200万円の助成金がつく。

ということらしい。

確かに介護職員の確保は喫緊の問題です。

ただ、定期昇給がどのくらいの会社であるのかは不明です。

調べていくと、定期昇給とベースアップって違うこともわかりまして。

言葉の違い

①定期昇給

定期昇給制度(ていきしょうきゅうせいど)とは経営学用語の一つ。企業従業員の昇給を実施する際に、それを従業員の年齢や勤続年数を基準とすることであり、このことから毎年自動的に定まった金額へと昇給されていくような仕組みのことをいう。この仕組みというのは昭和初期から多くの日本企業においての昇給の制度として導入されてきており、企業の中には労働協約就業規則などでこれを定めているところも存在する。だが近年になってからは多くの日本企業は成果主義などといった事柄を取り入れるようになってきており、昇給というのは業績に応じて行われるようになっていることから、定期昇給制度を行わなくなっている企業が増加してきている。(wikipedia)

②ベースアップ

ベースアップとは、給与の基本給部分(ベース)に対しての昇給額、または率である。和製英語(base up)であって、実務家の間ではベアと略されることが多い。職務給が採用されている欧米には存在しない概念である。(wikipedia)

ということで・・・

この時代は定期昇給やベースアップしないのが当たり前?にもなっているので、この補助金がどのくらい導入されるのか気になるところです。

介護事業の継続に向けてどんどん違った視点での施策が出てきています。

チェックチェックしていきます。

 

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阿部洋輔

デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです

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