介護業界で働く理学療法士の阿部(@yousuke0228)です。
暖かいところに旅行に行きたいなーと夢想中です。
そうすると、カラーバス効果でこんなことが。
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旅行×認知症を考える、クラブツーリズムと東北大学の研究
クラブツーリズムといえば、今シニアに大人気の旅行会社。
よくテレビ番組などにも取り上げられます。
そのクラブツーリズムが東北大学と共同で研究をしているようです。
少し、古いプレスリリースですが、こちらです。
リンク:プレスリリース「旅行が認知症予防にもたらす効果について共同研究を開始」
今回は旅行が認知症予防に効果があるかということを研究するとのこと。
旅行が認知症予防にもたらす効果として
・旅行回数と主観的幸福感の相関関係
・観光動機と主観的幸福感の相関関係
などは以前から結果が出ており、相関が出ているようです。
おおよそ「旅行は楽しい」ということは皆さん経験済み。
だからこそ私も旅行に行きたいと思います。
リハビリテーション専門職の理学療法士の目線
現場で働いていても、利用者さんのみなさんのやりたいこととして、(ICF的視点で考えた時に参加や活動で)よく出てくるのが「旅行」です。
私自身は危ないから家にいた方がいいという風には全く思いませんので、利用者さんには本人が望む限りどんどん旅行をして欲しいと思っています。
ただ・・・・お金はあるけど、体が不安で腰が上がらないといった方が多いのも事実。
そんな世の中の動きもあり、リハビリ専門職でも旅行に特化してサービスを提供している会社や個人がどんどん増えています。
混合介護導入・運営実践事例集―介護保険外サービス障害福祉サービス
混合介護の業界では、介護業界の方がトラベルヘルパーという形で旅行に付き添う事例もあるようです。
この流れでいったら混合介護は絶対に普及しますから、チェックしておいて損はありません。
関連記事:今後の国の指針!?保険外サービス活用ガイドブックが発表されました。
まとめ
今回の研究で知りたいのは「元気な方が旅行に行く」「そもそも元気のない(認知症予備軍の)人は旅行に行けない」という2つの立場の関係性。
この研究の「旅行に行くと、認知症予防にもなる」なんていうデータが出てきたら、もっともっとセラピストとしてもいろんな取り組みができそうですし、旅行業界はシニアの方たちに「認知症予防のために旅行に行きましょう!」と営業をゴリゴリにかけてくるでしょう。
まあ、この研究結果がどうであれ、旅行が好きな人には旅行にいって欲しい。
認知症予防にもなるなら、旅行好きな人は儲けものという感じでしょうか。
でもそんな指導や助言ができるようになるためには、私たち自身もいろんなところに旅行して、いろんな価値観を身につけておく必要がありますね。
日々いろんな情報を出し入れして(旅行にいっぱい行って)精進しましょう。
旅行に付き添うフリーランス理学療法士ってのもいいかもしれませんね。
▶︎フリーランス理学療法士も開業はできない?〜予防・自費・保険適用外?〜
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阿部洋輔
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