高齢者住宅新聞の一面は、自立支援介護への慎重論でした。
#高齢者住宅新聞 は、#自立支援介護 に対して慎重論。
「本人の意思」「自己決定権」を最優先しようと。勿論、介護をする上での原則であり、逸脱してまで「自立支援介護」の必要はない。
国の話の進め方は、ここまでの議論になること自体、成功だったと思う。十分、現状に一石投じている。— 阿部洋輔@理学療法士 (@yousuke0228) April 6, 2017
反対意見が多い(?)自立支援介護
記事では「自立支援介護」について業界内では反対意見の方が多かったと。
これ自体は、業界の常識は、世間の非常識という状態かもしれません。
個々のケースで、こういう難しいケースもあるんだから
そんな自立支援介護なんて使えないよって意見が多いです。
勿論業界内の方々なのですから、介護経験が豊富にあるわけで
様々な状況の方々に照らし合わせて判断されているはずです。
関連記事:自立支援介護の誕生!?
そこには一般化の罠が潜んでいます。
今まで、竹内式介護で実践していく中で、うまくいかない症例があった・・。
超高齢で介護度5の寝たきりの方にまで、歩行練習を当てはめるのかと。
結局は色んなケースがあるということです。
業界外から考えたら、介護保険の理念は「自立支援」なわけですから
字面としておかしなところはない。
そこにインセンティブをつけることにしても、普通と見ている方が多いのでは
ないでしょうか。
そうでなければ、ここまで議論は一気に進まないとも思います。
#介護業界 の #インセンティブ制度。
この話が出ると、悪い介護事業者がこういう抜け道を見つけて、こんな風にするじゃないかと話すことがあるけれど、3年毎に介護報酬改定もあれば定期的な実地指導もある。
ということは、対策は既にある。
インセンティブ制度は確実に進みます。— 阿部洋輔@理学療法士 (@yousuke0228) April 6, 2017
ということで、ここまで業界内で賛否両論出る話題というのも最近なかったですから
国の話の進め方としては、十分効果は出せたということでしょう。
インセンティブ制度は間違いなくスタートするでしょうから、色んな準備をする必要がありますね。
関連記事:デイサービスで自立支援介護を実践するなら
阿部洋輔
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