介護業界は処遇改善の話ばかりで辟易する

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介護業界で働いている阿部(@yousuke0228)です。

好きを仕事にと云うフレーズがバズワードな昨今。

必要以上に給料あげろ!給料あげろ!というのは格好悪い。

だったら違う仕事をしたらいいのにと。

 

介護業界は3Kと言われるけど

介護業界は3Kだとか言いますね。

これも死語でしょうか。

  1. きつい
  2. 汚い
  3. 給料安い

みたいな。(諸説ある)

好きでこの業界にいる人は実際こんなこと気にしないで働いていると思うし、外部からのイメージが先行しているのも事実。

給料安いってのが昨今よく議論されています。

 

介護業界にいる看護師の給与を上げるのは逆に首を絞めることになるのでは?

今度は看護協会から「介護業界にいる勤続10年のいわゆるベテランナースの処遇を改善してほしい」っと云う話がでているようです。

ことのきっかけは介護職員に対する処遇改善。

この効果で「介護職員」だけ相当給与が上がったということになっています…。

介護職員の処遇改善とは言いますが、あの制度は本当に介護職員にしか配分ができないおかげで、他の職員との差がでてしまい問題視されています。

やはり同じ業界で他職種だけ給与が上がるというのはなかなか許せないことのようです。

でもそれをやり続けると、社会保障が立ち行かなくなるのですが…。

 

介護業界の今後はこうなる

介護業界はこれから…

  • 介護保険給付の削減(もう介護保険は切り詰めて使おう!)
  • 混合介護の推進(どんどん自費で稼げー!)
  • ロボット(もう切り札はここにしかない!)

こういったことが確実に起こってきます。

そしてこの流れがさらに加速すると、ただ同じことやっている、ただ勤続年数が長いばかりの職員に多くのお金を払うことがおかしいということに早晩気づくはず。

そもそもそんなに有能なベテランスタッフであれば、そこの事業者がすでに高給を払っていてもいいようなものですし。

 

介護職員だから

 

看護職員だから

 

十把一からげで考えるからよくわからなくなります。

こんなことを考えていると、協会とか大きな組織に働きかけて、給与をあげようというのがなかなか無意味なことに思えます。

であれば、ひとまず自分ができることを探すべきだと。

 

新しい介護業界をイメージして働こう!

イメージしてみましょう。

  • ケアプランはAIが
  • aiboが利用者さんと戯れ
  • pepperがバイタル測定をして
  • 見守りセンサーが大活躍して
  • 専門職による指導は遠隔やAIに代替

こんなことしたら確実に運営コスト下がります。

今は人員基準の関係でそういった運営は行えませんが、将来的にはそうなります。

働く人間がいないのですから。

給料あげろ!と必要以上にいう方たちは介護業界からいなくなれば、もっと新しい流れが吹いて業界が健全化するのに。

2018年の現在もFAXをバリバリ使っている仕事をする業界ですからまだまだ変化は起こせますよ。

いやぁ、逆に未来は明るい!

 

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阿部洋輔

デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです

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