通所介護施設における栄養改善加算〜低栄養・サルコペニアにもアプローチ〜

皆様おはようございます。

介護業界で働く理学療法士の阿部(@yousuke0228)です。

運動するなら栄養も見なくちゃいけないって話です。

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通所介護に低栄養の人が多い

厚労省の調査によると、通所介護の利用者のうち体格指数(BMI)が18.5未満でやせ過ぎの可能性がある人は、およそ4人に1人の24.0%にのぼっている。2013年度の研究事業のレポートでも、35.3%に低栄養のリスクがみられると指摘されていた。 (介護のニュースサイトjointより)

なんと4人に1人は痩せすぎ。

そして35%の方には低栄養リスク・・・。

このような現状のようです。

もちろん運動と栄養は密接な関係がある。

個別機能訓練加算は算定しているけれど、栄養は・・・・。

それはわかっているんだけれど・・・施設として運用はできていない。

という施設が多いようです。

栄養改善加算の算定要件

1人以上の管理栄養士を配置し、個別の相談・指導などを行うこと。

対象とする利用者の基準は

・ BMIが18.5未満

・過去6ヵ月以内に3%以上、または2kgから3kg以上の体重の減少が認められる

・血清アルブミン値が3.5g/dl以下

・食事の摂取量が不良(75%以下)

・その他、低栄養の状態にある、またはその恐れがあると認められる

のいずれかに該当しなければいけない。

 

栄養改善加算の算定割合

2013年度のデータでは、全体のわずか2%程度だそうです。

2016年度のデータでは、0.7%とも・・・。

この加算算定率を見ても明らかに栄養改善加算の算定割合低いです。

こういった現状ですから国としても、通所介護で栄養改善の取り組みを進めてほしいという思惑には頷けます。

ただ通所介護事業所としては、現在の算定要件がなかなか大変に感じてしまうのが正直なところではないでしょうか。

現状算定をしないとしても、今後算定要件が変更となる可能性もありますから、新しい取り組みとして「栄養」に対してのアプローチを考えておく必要があります。

関連記事:わかります?サルコペニア・ロコモ・フレイルの違い〜さあ、言葉の整理をしよう!〜

簡単にできる低栄養チェック

まずは敷居を下げてみましょう・・・。

私でもできるように・・・・。

 

・BMI

18.5未満でないか?

・体重変化

過去6ヵ月以内に3%以上、または2kgから3kg以上の体重の減少が認められる

・指輪っかテスト(サルコペニアチェック)

椅子に座ってふくらはぎの一番太い部分を両手の人差し指と親指で輪っかを作って囲む。

→囲めない・ちょうど囲める・隙間ができる で評価。

 

まずはこのあたりからでも「栄養」に対する取り組みはじめてみましょう。

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阿部洋輔

理学療法士(保健医療学修士)。 弟に脳性麻痺という障害があったことがきっかけでリハビリ業界へ。 一般病院勤務→在宅リハ転職→26歳でデイサービス管理者を経て、社内の管理職。施設運営や労務管理で挫折・修羅場多数経験。 詳細なプロフィールはこちらです

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理学療法士(保健医療学修士)。 弟に脳性麻痺という障害があったことがきっかけでリハビリ業界へ。 一般病院勤務→在宅リハ転職→26歳でデイサービス管理者を経て、社内の管理職。施設運営や労務管理で挫折・修羅場多数経験。 詳細なプロフィールはこちらです