デイサービスでのADL評価にバーサルインデックスを使う前に考えたいこと・注意点

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あべ
デイサービスで管理者しています…あべです。

介護報酬改定の話が真っ盛り。

最近はデイサービス関係では「Barthel index」の話が多いですね。

通所介護におけるこの流れをうまく施設運営に生かしていけないか模索中です。

今までは専門職だけが評価を担っていればよかったのでしょうが、これからは介護職のスタッフにも評価の眼が必要になるというすごい時代。

専門職がいなくなればいいと思っている私にはとても良い話。

 

なぜ今バーサルインデックスが注目されているか?

最近の社会保障審議会介護給付費分科会でも話題になってます。

結局デイサービスでも機能改善をしたい・させたいというニーズがあるので、ADL(日常生活活動)能力の変化をチェックするために、何かの評価項目を使う必要があったということ。

理学療法士の養成校でもバーサルインデックスを習いましたが、ここまで一気に日の目を見るものだとは思っていませんでした。

リハビリ専門職が行っているような評価を介護スタッフが担えるようになれば、また人員の効率的活用が進められるというロジックでしょうか。

 

リハビリ職種がデイサービスにいる意味

私自身は「評価の眼」の役割だったと思っています。

マニュアル通りのトレーニングをするという時代は終わってしまいました…。

その利用者さんの個人の状態に合わせていかにサービスを提供できるか。

そのために「評価の眼」が必要。

今後はスタッフ全員で常に動作能力や機能評価を定期的にチェックしていくことが必須となります。

自立支援介護という概念も広まっていますし、その流れは避けられないですね。

リハビリテーション専門職の役割は「評価の眼」だけでなく、施設の介護スタッフにも「リハビリテーションの概念を伝えていく教育担当」ということになりそうです。

介護職がバーサルインデックスを使っていくのを当たり前にするには、リハビリテーション専門職の頑張りが必要です。

 

介護スタッフの役割

  1. バーサルインデックスの概念を知る
  2. ケアプランを読み込んでもらう
  3. 評価用紙を使って利用者さんに聴取
  4. 点数を算出する
  5. 問題点や課題を見つけて報告
  6. リハビリスタッフからのフィードバックを受ける

まずは教育的な意味も込めて、こんな流れをイメージしています。

 

バーサルインデックスでの評価をする前に

決して点数をチェックすることが目的ではないです。

「リハビリテーション」の理念に沿って、利用者さんがどの部分を課題だと感じていたり、どういう目標があるのかを確認し、スタッフがその理念通りに動けるようにするためのツールに過ぎないと思っています。

実際のところ「ADL」だけを確認するのでは生活の全ては見えません。

業務として「点数を測る」ということにフォーカスしてしまうと、そもそもの意味や目的は置いてしまいがち。

何のためにこの評価をしているのかという意味を常に思い出してもらう必要があります。

加算も大事ですが、施設の軸も大事です!

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阿部洋輔

理学療法士(保健医療学修士)。 弟に脳性麻痺という障害があったことがきっかけでリハビリ業界へ。 一般病院勤務→在宅リハ転職→26歳でデイサービス管理者を経て、社内の管理職。施設運営や労務管理で挫折・修羅場多数経験。 詳細なプロフィールはこちらです

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理学療法士(保健医療学修士)。 弟に脳性麻痺という障害があったことがきっかけでリハビリ業界へ。 一般病院勤務→在宅リハ転職→26歳でデイサービス管理者を経て、社内の管理職。施設運営や労務管理で挫折・修羅場多数経験。 詳細なプロフィールはこちらです