ご存知でした?「1億総スポーツ社会構想」

皆様おはようございます。

理学療法士の阿部洋輔です。

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こんな記事がありました

リンク:政府・与党、「1億総スポーツ社会」構想 介護予防や医療費抑制

こんな話題があったとはリサーチ不足でしたね。

記事によると

すべての国民がスポーツに携わることで健康長寿社会の実現を目指す

「1億総スポーツ社会」構想を検討している。

高齢者が要介護状態に陥るのを防ぐ運動・レクリエーションメニューを盛り込んだ

「介護予防プログラム」の策定などが柱。

医療費抑制の狙いもあり、政府が5月にまとめる「1億総活躍プラン」や成長戦略

に入れることも検討している。

ということ。

 

チャンス到来!?

理学療法士をはじめとするリハビリテーション専門職は勿論。

パーソナルトレーナーの方々など、健康産業に携わっている方には

とんでもないチャンスが到来です。

フィットネス参加率は3パーセントから常に変化がないようですが

これが一つの起爆剤にもなるかもしれませんね。

トレンドとしては、2020年の東京オリンピックに向けてスポーツ産業は

どんどん盛り上がっていくでしょうし、その流れを利用しての今回の話だと思われます。

 

スポーツ庁と経産省の資料があります

リンク:スポーツ産業の活性化に向けて(スポーツ庁・経済産業省)

21ページの資料なのでさっと読めますが、内容は非常に濃い。

話は飛びますが、

・Jリーグとプレミアリーグの比較

・世界のクラブチームと日本のクラブチームの収入の差

などのデータもあり単純に楽しめます。

 

 スポーツに関わればQOLが上がる?

リハビリテーション専門職としても、一人の国民としても

「スポーツをすることやスポーツに関わることでQOLが上がる。」

ということは簡単にイメージがつきます。

(勿論、スポーツ好きな人が)

ただし、今後のやり方はITを駆使して今までと違った形に

なっていきそうなのも事実。

スポーツ×ITという資料だけ見ても面白そうですよ。

ただし、【スポーツ】の魅力というのもありますが

裏側には医療費を抑制するためにいかに【予防的】アプローチとしての

スポーツを有効に活用していきたいということと思われます。

それこそ平成28年1月に読売新聞でも報道されたように

「軽度者のサービス打ち切り」に対する対応とも考えられますね。

関連記事:国のいう軽度者は要支援1から要介護2まで?〜読売新聞報道より〜

まあ、あまり懐疑的にみてしまってもつまらないですから。

スポーツの力を十二分に活かして、リハビリテーションにも役立てていこう

という流れが作れるようにしていきたいですね。

リハビリテーション業界はスポーツ業界やフィットネス業界から

学ぶことがとても多いようです!!

関連記事:一億総活躍国民会議で考える自分の将来の働き方。

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阿部洋輔

デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです

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