シルバーウッド下河原社長が出演したカンブリア宮殿は介護業界のリーダーが見るべき!

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阿部(@yousuke0228)です。

先日、カンブリア宮殿でシルバーウッドの下河原社長の特集がありました。

いろんなテレビ番組などで介護事業に関わる方が特集されると、何か真似したくなりますよね。

でもそれは本当に意図を汲み取れているでしょうか?

 

問題は、介護事業所が見える形に憧れやすく真似したくなりがちなこと

今回のような銀木犀の取り組みを見ると、何か形のあるサービスが一番真似したくなります。

そんな事業所は多かったと思います。

しかも看取りとかの手間のかかりそうなことは見えないふりして

  • やれなんとか食堂
  • やれ子供と高齢者が一緒にいれる共生施設だ
  • 利用者さんが店主の駄菓子屋スペース

なんかをやりたがります。

 

原因は形の見えない意味を無視して、形の見える部分を大事だと思っているから

自分自身も綺麗な施設や新しい方法論とかそういったものに食いつきたくなります(汗)

高齢者住宅の見える部分であれば

  • 居室のグレード
  • 家具の高級感
  • 最新の家電?

このあたりを見るのでしょうか?

しかし考えてみましょう。

 

これらは本当にそれである必要あるのか?

本当に見えるものだけで決めてますか?

 

そんなことないですよね。

  • 雰囲気
  • 場の空気
  • 他の利用者さんとの相性
  • スタッフの気遣い

こんな見えないけど大切なことも沢山あります。

 

意味があってサービスが提供されていることを知ろう!

じゃあシルバーウッドの件はどうなのでしょうか?

形をまねることでシルバーウッドになれるわけありませんよね。

そこには会社としての哲学があるはず。

要するに、そのサービス(形)を通じて何を成し遂げたいのか?ということをイメージしないといけない。

 

意味のある新しい形のサービスなんて最高ですよ。

だから、どういう意図でそれを作り出したかということを意識しないといけません。

 

下河原さんがおっしゃっていた言葉に

「管理は依存をつくる」

「本当に必要なサポートだけ本人が望む場合に行う」

というものがありましたが、それを体現すると銀木犀になるということです。

  1. 第一に意味(人としての生き方や考え方)
  2. その次に形(施設のスペック)

ということを意識しておかないと。

大事なことを見逃してしまうかもしれない。

 

形だけ真似しようというのはとても愚かなことだ

形だけを真似してもそこに「意味」がなければ、そのサービスはすぐに尻すぼみになってしまいます。

「意味」を考えないと、施設スタッフが見守ることも放置することと変わらなくなるし、安心して住める高齢者住宅もただの綺麗な住宅になってしまう。

是非ここで一度立ち止まって、意図や意味を意識して働いていきましょう!

 

介護の本質は形じゃなくて意図や意味だとを考えさせられるとても良い放送でした。

ということで介護業界で働いているリーダー職の方々は、このカンブリア宮殿をTVerでいまのうちに見ましょう!

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阿部洋輔

デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです

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