社会福祉とは何か?〜幸せについて考える〜

みなさまおはようございます。

理学療法士の阿部洋輔です。

「社会福祉とは何か?」という勉強会に参加しましたので備忘録

いきなり「社会福祉」という言葉を説明してくださいと言われると正確には答えられませんでした。

でも言葉の理解はとても重要ですよね。

まずは言葉の意味を整理します。

 

社会とは

社会(しゃかい : Societyソサイエティ、: Humana societasフーマーナ・ソキエタース)は、人間と人間のあらゆる関係を指す。[1]

社会の範囲は非常に幅広く、単一の組織や結社などの部分社会から国民を包括する全体社会までさまざまである。社会の複雑で多様な行為や構造を研究する社会科学では人口政治経済軍事文化技術思想などの観点から社会を観察する。

(wikipediaより)

福祉とは

福祉(ふくし、: Welfare)とは、「しあわせ」や「ゆたかさ」を意味する言葉であり、すべての市民に最低限の幸福社会的援助を提供するという理念を指す。

(wikipediaより)

漫然と「福祉」という言葉でワンセットになっていたものですから、1字1字「福」にも「祉」にも幸せという意味があるというのは、考えたこともなかったです…。

 

社会福祉とは

社会福祉 (social-welfare) は、未成年者高齢者障害者で生活上なんらかの支援や介助を必要とする人、経済的困窮者ホームレスなどに対し、生活の質を維持・向上させるためのサービスを社会的に提供すること、あるいはそのための制度や設備を整備することを指す。

狭義には、障害者一人親家庭(父子家庭、母子家庭)[3]など社会的ハンディキャップがあると考えられる国民に対して公的な支援を行う制度を指し、児童福祉法身体障害者福祉法などで規定される社会保障の一分野である。

(wikipediaより)

社会福祉には、

  • 広義の社会福祉
  • 狭義の社会福祉

がある。

それは私の専門分野のリハビリテーションにもつながる分類でもあります。

現在が、社会福祉は「Social Well-Being」といい、社会を良い状態にするを指します。

 

幸せ ≠ 文化的な最低限度の生活

日本国憲法25条では「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とされています。

金銭的な話になると、東京都では生活保護でおよそ12.5万円(居住費込み)が保障されています。

ただしこの「最低限度」の捉え方は主観的要素があるのも事実。

世の中の人全員の幸せが何か?なんて禅問答のようなものですが、現在どのようなシステムで社会が成り立っているかを確認することは非常に大切です。

 

人の幸せ、自分の幸せ

とはいえ、対人援助職でもある私たちは、他人の幸せを考える前に、まず自分が幸せであることも重要なことだと思います。

自分が辛いのに、他人に優しくしたり、社会をより良くしていくというのは早い時期に限界がきてしまいそうですから。

まずは自分にとって「幸せ」とはどんな状態のことなのかをを考えるのもいいですね。

そこから少しずつ他人や社会に繋げていけると良いのではとぼんやり考えました。

私自身介護業界に長くいるものの、社会福祉の基礎知識が抜け落ちていましたので、これを機に勉強していきます。みなさま、良い書籍等ありましたらご紹介よろしくお願いします。

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阿部洋輔

デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです

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