皆様こんばんは。
理学療法士の阿部洋輔です。
昨日の中医協のニュースは、医療機関に働くセラピストがまだまだ多いこともあり、介護報酬改定の数倍のインパクトがあったように思います。
ちなみに、昨日の記事。
回復期リハビリテーション病棟の効果とは?〜中央社会保険医療協議会資料より〜
①都道府県レベルの入院医療費と病床数の関係
ふと、このデータがあるなと思い立ちまして、引っ張り出しました。
相関係数=0.969
なんですか?相関係数って?
相関係数(そうかんけいすう、英: correlation coefficient)とは、2 つの確率変数の間の相関(類似性の度合い)を示す統計学的指標である。原則、単位は無く、−1 から 1 の間の実数値をとり、1 に近いときは2 つの確率変数には正の相関があるといい、−1 に近ければ負の相関があるという。0 に近いときはもとの確率変数は無相関であるという[1]。因みに 1 もしくは −1 となる場合は 2 つの確率変数は線形従属の関係にある。
(Wikipediaより)
話は戻り、相関係数=0.969
これは誰が見ても、バッチリ関係あるねという数字。
少し冷静に考えると・・・
ベッドがいっぱいあるから、入院もしやすいし
→病院も空きベッド作るわけにもいかないし
→結果、入院医療費上がる。
というストーリーなハズ。
②昨日の中医協の話と関連付けると・・・
回復期リハビリテーション病棟は9単位算定可能。
だから、一人一人の単位を9単位に近づけようとする。
勿論、入院医療費は上がる。
そして効果は6単位と9単位でそう変わらない。というオマケ付き。
では、9単位行える仕組みを変更しよう!という流れになるのは必然でしょう。
本当に多くの先生が危惧するように、セラピスト業界も再編かもしれません。
いろんな動きを起こせるように準備を怠らないようにしていきます!
阿部洋輔
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