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私の中で見ておきたかった映画を見てきました。
こんな夜更けにバナナかよ。
上映終了が迫る中、見ることができました。
できることよりできないことの方が多い。
だから手伝ってもらうんだと。#大泉洋 さん扮する筋ジストロフィーの主人公の鹿野さん。・ボランティアしている
・ボランティアされている2つは上下関係はなく対等であると。
私たちが働いていく時にも考えたい言葉。#こんな夜更けにバナナかよ pic.twitter.com/DHCUwJHcCb— 阿部洋輔/介護施設マネジャー (@yousuke0228) 2019年1月31日
医療介護業界で働いている人もいろんなことを考える映画だと思います。
私がこの映画を見て考えたことを少しまとめておきます。
映画をみるかどうか悩んでいる方には見ることをオススメしておきます!
人はできるよりできないことの方が多い
この言葉について一番考えさせられました。
「できることの数」<「できないことの数」
こうしてみると当たり前のことなのですが、自分のレベルで出来ることしかやらなくなる中で、忘れそうになります。
できないことの方が圧倒的に多いのですから、人に手伝ってもらうことは当たり前のこと。
主人公の鹿野さんはそんなようなことを言っていました。
障害があろうがなかろうが、1人の力で生きている人はいないですよね。
手伝う人と手伝ってもらう人は対等だ
その考えていくと、
- 手伝う
- 手伝ってもらう
この関係に上下はなく対等なんですね。
人それぞれ、できることとできないことが違うんですし。
この2つの関係性が対等だと思えたら、少し他人に優しくなれる気がします。
この映画の鹿野さんとボランティアの人との関係性はシンプル。
人と人で繋がっている。
そこに変な打算はないように思えました。
プロとして医療介護職をすると、立場が変わってしまうので、人と人のシンプルな関係になりにくいと感じます。(良くも悪くも)
専門職として、入り込みすぎてしまったり。
専門職としての対応を意識するあまり、人と人との距離感が出てしまうこともありますよね…。
この辺が難しい。
私たち専門職が利用者さんの自立を支援するためには
私は介護業界で働いています。
その中での人と人の関係性をみると…
- サービスを提供する側
- サービスを受ける側
このような関係になってしまいますが、本来両者は対等な関係です。
責任を持ってサービスを提供する必要がありますが、ただのサービスを提供する人という役割だけではなく、人と人としての関係性を構築することにより意識していかないといけません。
だから
- 筋トレ(リハビリ)をして
- ご飯(栄養)を食べる
このサービスを提供するだけで満足してはいけないんだろうと思います。
- その人の通いの場になり
- その人の役割を引き出す
このようなことを達成して、人間同士の繋がりを作れる場所にするためにいろいろとやれることがあるはず。
私が働くデイサービスがもっともっとサロン的な役割も担えるように精進します!
当たり前のことが当たり前のようにできるように。
いやぁいい映画でした。
是非とも見てみてください!
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阿部洋輔
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