皆様おはようございます。
理学療法士の阿部洋輔です。
昨日は、東京ビッグサイトで行われた
高齢者住宅フェアに参加してきました。
スターコンサルティンググループの糠谷先生のセミナーを聴講しました。
先生の書籍はいくつか読ませて頂いていたのですが
直にお話を聞くと熱感というかやはり入ってくる情報が違いますね。
今回は「介護事業の経営革新」
今後のトレンドとして・・・・
。介護人材不足はさらに続く(そもそも労働人口自体が減少している)
・介護報酬は確実に下がる
・大手企業の参入で事業者間競争は強まる
一見これだけマイナス要因が重なる介護業界。
人材の問題や報酬の問題は常に付きまといます。
しかし、介護のマーケット時代は無くなることはありません。
だからこそ経営(なぜ事業を行うか)と数営(数字の管理)のバランスを大切にすること、
つまり何のための事業なのか、何のために働いているのか
というところを職員単位でも抑えていかないと
永続的に組織が反映するというのは厳しいですね。
2つのポイント:企業における攻めと守り
攻め:長期的戦略→未来の事業の柱を作る種蒔き
守り:短期的対応→現在の事業の収益性の向上
攻めと守りどっちが大事?ではなくて両方とも大事。
二者択一の方法では行き詰まります。
今後のデイサービス
デイサービスに関していえば、
・中重度者対応
・長時間対応
・宿泊機能
がどんどん進められていきます。
しかし、ただ流れに流されるのではなく
自分の事業所の強みをどこに持っていくのかを
明確にする必要があります。
私自身は、リハビリテーション専門職ですから
順当にいけば「リハビリ」に特化したサービス提供を
行うことになります。
今後の「リハビリ」は、ただやればいい時代は終わります。
(もうすでに終わっている?)
結果がどうなったかということがさらに大切になり、
インセンティブ方式や成果報酬的なルールに変化してくることが
予想されます。
大きな流れを抑えながら、短期的プランを作ってかないと
かなり厳しい時代です。
ということで
非常に参考になる糠谷先生の講義でした。
高齢者住宅フェアは今日までですが
ぜひ興味のある皆様はビッグサイトに
行ってみてください!!
関連記事:平成30年度介護報酬改定に向けて準備しておく3つのこと
阿部洋輔
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