皆様おはようございます。
理学療法士の阿部洋輔(@yousuke0228)です。
アルバイト採用シリーズ2本目です。
前回記事はこちら:介護業界の人材不足〜2025年はどの業界も人手不足〜
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目次
スタッフが不足するから、パート・アルバイトを採用をする
スタッフの数を増やす(減らさない)ためには・・・・
・採用する→入口
・辞めさせない→出口
の2つの対策が必要です。
お風呂に水を貯めていっても、栓が抜けていては元も子もありません。
ただ、それが実際の場面になるとどうも見えづらくなる。
そんなことありませんか?
パートスタッフを減らさない2つの戦略(入口・出口戦略)
①入口戦略:採用数を増やす
広告媒体を増やしたり、人材紹介会社を使ったり、もちろん知り合いづてに紹介してもらうこともありますね。
これはいろんな手を打つしかないような気もします。
レッツ大量行動。
②出口戦略:良い職場作り
職場作りはお風呂の栓です。
ここがしっかりとできていないと、スタッフを採用すれども、採用すれども
新人さんしかいない職場が出来上がります・・。怖い。
+α)生産性アップ
そもそもの必要人員を減らすために、生産性アップは勿論大事です。
ただし介護業界(特にデイサービス)では人員基準という形で必要最低人数は確定しています。
ですので、ベースの数値は外部に決められてしまっているということもあり、ここは割愛。
個々の業務としての生産性アップは確実にもう絶対必要ですね。
良い職場(長い間働き続けたい職場)を作れているか?
3年以内にアルバイトを辞めた人のうち、50%以上は入社から半年の間に離職しているそうです。
なんかとても嫌な話ですけど、わかる気がする・・。
職場に「3年以上のベテランアルバイト」と「最近入った新人アルバイト」がいる。
経験年数的にはこんな形に二極化しやすいということでしょう。
求人広告出しまくって、ただ入職者を増やせばいいってもんでもない。
しっかりと「職場作り」も行いながら、補充していく感覚でやっていかないとなりません。
スタッフが辞めて→補充して→辞めて→補充して・・・
こんなループにハマると、マネージャーの心が病んでしまいますので。
例えば、主婦のアルバイトを例にとると・・・・
主婦がアルバイト求職時に重視するポイント
1位 | 生活時間に合わせて働ける |
2位 | 働いている人の雰囲気が良いこと |
3位 | 安全に働けること |
4位 | 安定して長く働き続けられること |
5位 | 通勤交通費が支給されること |
(アルバイト・パート採用・育成入門/中原淳 より)
時給は6位らしいです・・。
良い職場のヒントここからも得られそうです。
これを見るだけでも、人や属性によって、職場に求めるものが多様であることがわかります。
まとめ
採用に関しては、勿論入口・出口戦略が両方とも大切です。
しかし、まず現場として取り掛からなければならないのは出口戦略。
新規オープンする店舗でなければ、辞めるスタッフがいなければ、採用する必要がないんです・・・。
スタッフごとに「働いている理由」がありますが、職場の雰囲気が良いというのは、長く働いてもらうためには非常に重要な因子。
職場の雰囲気作りも、マネージャーの役割として担う必要がありますね。
ビシバシ伝わってくる書籍でした・・・。
蛇足)採用にちょっとでも関係しているマネージャーにおすすめ
セラピストの業界でもマネージャーや管理者になる年齢もどんどん下がってきているようですし、経験年数数年でマネージャーなんて話も聞きます。
アルバイト・パートの採用に悩んでいるのなら、この本はゲットすべきです。
「アルバイト・パート採用・育成入門」
せっかく良い本があるのに、その存在を知らずに、採用や育成で悩み続けるのは賢明ではありません。
私はいつでも見ることができるように、Kindle版をゲットしましたよ。
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阿部洋輔
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