イケハヤさんに憧れる介護業界で働く理学療法士の阿部(@yousuke0228)です。
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まだ個別リハビリで消耗してるの?
まあこの個別リハビリという言葉の定義も半分曖昧なところもありますが。
今のリハビリ業界の「リハビリ」は療法士1に対して利用者さん1のマンツーマンで行われることが基本です。
イメージ的には・・・
こんな感じ。
リハビリ関係者でなくても、なんとなくご納得いただけるはずです。
先日の介護給付費分科会の資料はご覧になったでしょうか?
(これは厚労省の部会になるのですが、介護給付費、要は国のお金をいかに効率的に使うかを考えるところだと思ってください。)
この時の資料を見ていて思ったのですが、療法士はいつまで1対1のリハビリにこだわるのでしょうか?
リハビリ専門職の療法士をこんな風に使うと、利用者さん(国民)に貢献できますよという筋なのですが。
小学生でもわかる話で、国のお財布は借金だらけです。
なのに・・・・。
専門職がしっかりと生活をマネジメントして個別的に対応すれば、効果が出る・・・・。
ということを未だに伝えています。
問題は「個別的」という部分。
利用者さんからは嬉しいかもしれませんが、効率悪い・・悪すぎる。
例えば、今いきなり、小学校の授業を個別的に1対1で行いますっていったら、笑われますよね。
いくら療法士が年間2万人増えるとはいえ、高齢者は年間30万人増えます。
この15倍の差を「1対1」の人海戦術で解決しようとするのは、無理ゲーです。
(そして高齢者数は2042年まで右肩上がり・・・とほほほ)
社会保障費は削減していかないといけませんから、そろそろ医療介護の保険内で同じことを続けて行くのにも限界がきますよね。
そうなったら自分が何か考えて動き出さないと、単純につまらない。
きっと業界も変わっていくと思いますが、それを待っていても私がさらにおっさんになってしまいます。
個別対応から集団対応へ
「1対1」→「1対n」の時代です。
昔は集団リハにもちゃんと報酬が出ていた時代がありました。
今は診療報酬では個別対応が基本になってしまったので悪しからず。
1対多数の考えを意識していきたいですね。
そして、それを運用していくとなれば、以下の項目が必要だと思っています。
個別リハビリ問題を解決するのに必要な力とは
- 教育
- マネジメント
- IT
- 場を作る技術
というか、とてつもなく欲しい!!
まあ思ったら吉日、何か始めてみましょう。
また取り組みをされている方がいたらぜひ教えて欲しいです。
自分の働き方をまずは転換させる、まさにWORKSHIFT!
私自身、早いうちに病院や施設から卒業しなきゃと思います。
業界にイノベーションを起こすのは誰?
- よそ者
- 若者
- 馬鹿者
と言われます。
私は完全リハビリの業界人(リハビリ業界でしか働いたことがない・・・)ですし、33歳にもなりました・・。
この中でなれるとすると、現在馬鹿者しか選択肢がありません。
イノベーションだどうのこうのはおいておいたとしても、楽しく貢献するには、今の枠組みから出て、バカになる必要があるということは非常によくわかりました。
今日から頑張ってバカになるという決意表明でした。
バカになれる頼もしい仲間募集中です(笑)
まとめ:個別リハビリしなきゃ!で消費しないために
国の財布がかなり厳しい時に、コストのかかる個別リハビリは時代錯誤。
今後は個別リハビリが受けたければ、自費リハビリが一般的に。
保険内のサービスとしては成果主義で、いかに効率よくサービスを提供するかを争う時代です。
ということで、これからのやり方はいろんな方法があります。
まずは、今の枠組みがなくなると思って今後を考えることから始めませんか?
まだ個別リハビリに消耗してるの??
阿部洋輔
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