介護業界で働く理学療法士の阿部(@yousuke0228)です。
嫌われる勇気を持ちたいんだけど・・・怖くて・・
なんか周りの人の目線が気になる・・・
という方に向けて「嫌われる勇気」を持つためのポイントをまとめます。
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目次
嫌われる勇気 by 岸見一郎 古賀史健 の重要ポイント
大ベストセラーとなり、ドラマ化もされた「嫌われる勇気」
今更感もあるのですが、整理してみます。
阿部的なポイントは以下の3点!?
- アドラー心理学では「すべての悩みは、対人関係の悩みである」
- 「自由とは、他者から嫌われることである」
- 他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない
もうこの一冊はこの部分だけ線を引くだけでも十分に元が取れるのではないでしょうか。
堀江貴文さんはこの本がベストセラーになったときに、ようやく時代が変わると思ったそうですが、そんなに世の中変わらなかったと。
合理的な判断をされる堀江さんですから、「嫌われる勇気」を持ったときに、自分の好きなことを周りにとやかく言われても進んでいけるという文脈でしょう。
アドラー心理学では「すべての悩みは、対人関係の悩みである」
良くも悪くも、日本人は周りに合わせて行動します。
最近は悪い意味で使われることが非常に多いですね・・・。
というわたしも結構周りの人の表情は見てしまいます・・・職業柄でしょうか?
仕事をするとき、家族で過ごすとき、友人と過ごすとき、人間関係と無関係でいられることはありません。
特に医療介護業界は主に対人サービスですから、この問題は他業界より多いのではないでしょうか。
介護業界の離職理由は人間関係が1位
こちらのデータを確認してもらうと一目瞭然なのですが、職場の人間関係が悪いようです。
介護の仕事をやめた理由の1位は「職場の人間関係に問題があったため」で25.4%。
コンピューターにあまり頼れない労働集約型産業の宿命でもありますね。
ですから、この人間関係の悩みが解決するとしたら本当に革命的。
他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない
やっぱり周り(他者から)の評価を気にしてしまいます。
嫌われる勇気の中にも、
他者からどう見られているかばかりを気にかける生き方こそ、「わたし」にしか関心を持たない自己中心的なライフスタイル。(本文より引用)
とも言われる通り、周りを気にしていては自由になれないのです。
空気を読むサラリーマンあるある
- 上司が残業していると、自分だけ帰れない
- 上司から振られた重要でないっぽい仕事をやる
- ひとまず場の雰囲気に合わせた行動をとる
こんなことってありませんか??
なんか一時流行った空気を読むってことに当てはまります。
上司から嫌われたくないから、仕事もないのに帰らず残業のふりをするし、やりたくない仕事なんだけれど、とりあえず受ける。
その気持ち、わからないではないのですが・・・。
もう自分がやりたいことだけやったらいいんではないでしょうか。
確かに最初嫌われますけど、ちょっと自由になれますよ!!

まとめ
全く波風立てずにこの世の中を乗り切っていくというのは無理な話。
嫌われる勇気は、周りの人が嫌なことをしてみましょう!ということではありません。
自分が自由になるために、自分が思っていることやりたいことの意思を表明しましょうということ。
わたしがやった嫌われる行動
- 真っ先に定時で帰る。
- できないことはできないという。
悪く言うと自己中なのですが、よく言えば、自分のできることを的確に伝えることとも言える。
自分の経験からも「周りの人が認めてくれないかも」というコストを払うことで、自分がちょっと自由になるのがわかります。
だからこそ「自由とは、他者から嫌われることである」ということ。
みなさん積極的に嫌われていきませんか?
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阿部洋輔
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