理学療法士が知っておくべき「ヘルスリテラシー」

ヘルスリテラシーとは

健康や医療に関する情報を探し、理解し、評価して、活用できる力。

それがあれば、自分の健康のためにいちばん適した行動を選ぶことができる。

それがあるかないかで、健康が左右されるため「健康を決める力」と呼ぶことができる。

(サイト:健康を決める力より引用)

情報を引っ張ってきて、ちゃんと活用する力ということですね。

これだけいろんな情報が飛び交っている時代ですから

この力は必須となってきています。

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情報収集する立場として気をつけること

ある健康番組で〇〇という食材が良いと放送・・・

翌日、スーパーからは〇〇がなくなってしまった。

こんな笑い話のような話をよく聞きますね。

facebookなどのSNSにおいても、デマ情報は

日常的に飛び交っていますし、それに気づかす

拡散されていることもよくあります。

そんなことからもわかるように日本人のヘルスリテラシーは

ヨーロッパの諸外国に比べ低いようです。

 

使える!という情報を見たときに

意識的に1次情報(ネタ元)まで遡ったり

参考書籍や文献等でエビデンスなどを確認したり

そんな一手間がとても大事です。

DeNAの健康情報のキュレーションサイトでの問題も

ありましたので、情報を収集する側が知恵をつけて

取捨選択していくことが大切です。

 

情報を発信する立場として気をつけること

このブログを読んでいただいている方の中には、

医療や健康についての情報を発信する立場の方が多くいらっしゃると思います。

テレビ、新聞、週刊誌などのマスメディアでの発信と異なり

1対1、多くとも1対10程度の規模での発信がほとんどかと思われます。

私たちは、マスメディアの多くの方々に一気に発信する場合とは異なり

利用者さん一人一人のヘルスリテラシーに応じて説明(コミュニケーションの方法)を

変えることもできます。

・専門用語をどの程度使用するのか

・キーパーソンの方々を活用できないか などなど

気をつけることはいくらでもあります。

 

患者さんの行動変容を起こすためには

医療従事者が物事を伝えるということは非常に大切なのですが、

それだけで行動変容を起こすことは非常に難しい。

情報を受け取る側のリテラシーだけに目が行きがちですが、

このように伝える(情報を発信する)側のコミュニケーションの質を

意識する必要があります。

ということで

ヘルスリテラシーに関しては

こちらの書籍を読まれても良いかと思います。

ヘルスリテラシー :健康教育の新しいキーワード

リハビリテーション専門職の方々は必読の内容です。

なぜならヘルスリテラシー(せめてリハビリ関係だけでも)

を高めることも私たちの仕事。

自主トレの重要性を感じてらっしゃる先生方には特に。

情報提供をしたら終わりではなく、利用者さんがどう活用して

実践していくかということまで責任を持つようにしていく必要がありますね。

「テレビなどの情報が多すぎて、一体私は(健康について)何をしたらいいかわからない」

という利用者さんの力に少しでもなれるように、まずは自分のヘルスリテラシーを高めていきます。

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阿部洋輔

理学療法士(保健医療学修士)。 弟に脳性麻痺という障害があったことがきっかけでリハビリ業界へ。 一般病院勤務→在宅リハ転職→26歳でデイサービス管理者を経て、社内の管理職。施設運営や労務管理で挫折・修羅場多数経験。 3Kといわれる介護業界で楽しく働くヒントを発信すべく【介護業界で働く理学療法士のブログ】運営。

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理学療法士(保健医療学修士)。 弟に脳性麻痺という障害があったことがきっかけでリハビリ業界へ。 一般病院勤務→在宅リハ転職→26歳でデイサービス管理者を経て、社内の管理職。施設運営や労務管理で挫折・修羅場多数経験。 3Kといわれる介護業界で楽しく働くヒントを発信すべく【介護業界で働く理学療法士のブログ】運営。