皆様こんばんは。
理学療法士の阿部洋輔(@yousuke0228)です。
空き家は全国的に、非常に増えてきているようです。
地域包括ケアのイラストにも「住まい」「住まい方」という部分がありますので、我々リハビリテーション専門職にも関係ない話ではありません。
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各自治体の空き家対策
「空き家活用」的な記事を見ることが多く、都内でもこんなニュースがありました。
①東京都八王子市で、空き家・店舗を福祉施設に 設置基準を独自緩和
②過疎化対策:奥多摩町、空き家プレゼント 婚活支援で結婚
空き家の使い道を考えたり、有効活用方法をどの自治体も考えているようです。
東京都ですら、空き家率は11%あるそうです。
日本の空き家の状況
現在、日本における空き家の数は820万戸。
空き家率は13.5%。
新設住宅着工数戸数は92万戸/年(2015年データ)
(内訳 持ち家:28万戸、賃貸マンション:38万戸、分譲:24万)
うまく対策が取られない場合、2033年には空き家が2150万戸となり、空き家率は驚異の30%を超える。
という予測も出ているようです。
リンク:「野村総合研究所」住宅の除却・減築などが進まない場合、2033年には空き家が2,000万戸超へと倍増
地域包括ケアシステムの概念には、住まいと住まい方ももちろん含まれています。
これからこれだけ住宅事情が変わるということは何かのきっかけになってきますね。
自分が高齢者になるころ
今は持ち家信仰もだいぶ見直されてきているように思います。
35年ローンを組んで、自分の城を建てるという、高度成長時代の日本のモデルに歪みがきているということもあります。
自分自身は、住宅コストをそこまで高めることは良いことと思っていないので、今後「空き家バンク」などを使って個人的にも使いやすい「空き家」が増えてくることを望んでいます。
住宅自体は誰も住んでいないと劣化しやすいとも聞きますので、掃除をする代わりに良い空き家に低予算で住み替えるなんていう住み方が流行りそうな気もします。
空き家の有効活用が進めば、住宅の取得コストをかなり抑えらますね。
意外とどんな人にも朗報となりうるニュースではないでしょうか?
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阿部洋輔
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