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介護業界で働く理学療法士の阿部(@yousuke0228)です。
過剰なリハビリは減らされるって話です・・・。
療法士のみなさま・・・もう見ないふりはできません。
目次
平成28年4月4日の日本経済新聞の一面の記事
過剰なリハビリ削減 効果見極め診療報酬制限 厚労省、来春から
SNS上でもいろんなセラピストの方々が言及していますから、セラピストの中でも大体の方が知っていることと思います。
本当に、リハビリ業界へのインパクト大な記事。
以前、中医協から発表されている資料の内容が要約されています。
関連記事:回復期リハビリテーション病棟の効果とは?〜中央社会保険医療協議会資料より〜
記事の内容は
ざっくりいえば、「2時間までのリハ」と「2時間以上のリハ」は大して変わりがないということ。
そう捉えられても仕方ない状況なのですが、これは大きな問題。
俯瞰した目でリハビリテーション専門職の働き方を見れているか?
全国何万人の規模の回復期病棟のセラピストの皆さんは、関係者の皆さんに説明ができるようにしておく必要がありますね。
(回復期のセラピストでなくても勿論なのですが、、、。)
全国紙一面のインパクトは、私が思っているより相当強いということはわかりました。
そういう情報に疑問を持った利用者さんやご家族に説明ができるように準備しておくことも、立派なシゴトですね。
説明をする上での3つの視点
利用者さん視点で
治療時間が長いことでの満足度アップがあるのも事実。
ただ、これからは質の時代に変化していくので、単なる治療時間でなくリハビリの質や効果に注目してもらうこと。
これを少しでも促していけるといいでしょうか?
リハ時間はなるべく短くて、効果が最大限。
これが一番求められるはずですから。
国(財源)の視点で
国のお財布の中身が決まっています。
効果があるものにはお金を出す。
そうでないものは切るという至極真っ当な話。
効率化を図った上でサービスを提供することは当たり前になるでしょう。
診療報酬・介護報酬改定もどんどん進んでいます。
セラピスト視点で
回復期病棟という就職先のイスの数は増えないかもしれません。
単体の病院でみれば減ることも予想されます。
そんななかセラピストとしてどのように動いていくべきか?
考えるいいきっかけにもなります。
国家資格なのですから、国のここ10年ぐらいの流れを踏まえつつ動くのも一つ。
結局は、国の方針を意識しておかないと成り立たないのが事実。
まとめ
いろんな視点を整理して、いろんな角度から見て、いろんな関係者の方々に説明できるようにしていきましょう!!
この話は避けて通れない話です。
一度今後の考え方やリハビリ業界のあり方を考えてみましょう!
関連記事:今後のリハビリテーション専門職としての働き方の注意点
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阿部洋輔
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