介護保険制度の流れについて(2016年3月時点)

皆様おはようございます。

理学療法士の阿部洋輔です。

介護保険について色々と記事がたまってきましたので、整理。

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介護保険の成り立ちについて

この16年間で走りながら改良を加えてきた介護保険制度。

私自身、6年前に介護業界に入ってきたわけですが

3年毎の介護報酬改定だけに振り回されすぎずに

まず制度の根本を知っておくことが大事。

関連記事:たまには介護保険の成り立ちを考えてみよう。

軽度者切りの論点

ここ最近は財政健全化目標もあり、

いかに介護保険お金をかけずにいくかというのが

トレンド。

よく話に出てくる「軽度者」という言葉。

「軽度者」・「中度者」・「重度者」

それぞれの割合はこのようになっています。

関連記事:介護保険の方向性〜東京都PT協会研修でお話しさせて頂きました〜

平成28年1月の読売新聞の軽度者切り報道

突如として(ではないのですが)読売新聞に出たこの報道。

このようにいろんな新聞やニュースなどで、国の今後の方向性を

小出しにするということはよくある話。

これで、世論の雰囲気を掴んでいるようです。

そしてこの話は、確実にこの方向で現在進んでおります。

関連記事:国のいう軽度者は要支援1から要介護2まで?〜読売新聞報道より〜

すでにもう2018年に向けて走り出しています。

先日この厚労省からこの発表がありました。

上記にもあるように、家事援助の全額負担や、

介護保険料支払いの年齢の引き下げなどにも

言及されています。

関連記事:介護保険は2018年に向けて走り出しています〜負担割合引き上げ・年齢引き下げ・自費サービス〜

また色々とまとめていきます。

お読みいただきありがとうございました。

 

 

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阿部洋輔

デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです

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