皆様こんばんは。
理学療法士の阿部洋輔です。
①東京都理学療法士協会・連盟主催のセミナー
2015年11月20日、東京都理学療法士協会・東京都理学療法士連盟主催の公開セミナー
「平成28年度の診療報酬改定に向けての現在の論点整理」
に参加させて頂きました。
講師は日本理学療法士協会会長の半田先生。
次回の改定に向けての個々の点数や変化ではなく、長期スパンで考えた上で、来年度以降の改定の着地点を考えていく方がうまく予測できるという話がありました。
おかげで、方向性を整理する機会を得ることができました。
②この国で、決まっていることとは?
マクロ的に捉えるとこんなことがあげられます。(私見)
・理学療法士は国が定めた国家資格であるということ
・日本は人口減少社会であること
・高齢者は2040年あたりまでは増加する
・国の予算に余裕はない
このあたりの情報を見れば、マクロ的にどのような方向に
改定が向かうかということは理解できる気がします。
(ミクロ部分はまだ何も決まっていませんが・・)
③結局、「リハビリテーション」という言葉の定義が問題?
「リハビリテーション」の言葉の定義は半田先生をもっても課題であるとのこと。
誰もがリハビリということを気軽に使うし、意味は異なってしまっている。
言葉の定義の1つとしては「リハビリテーション」とは医師の判断の下に行われるPT・OT・STのことだと。
通所介護の一つの形としては「理学療法特化型デイサービス」ということ。
つまり、言葉の定義としての「リハビリテーション特化型デイサービス」はありえないと。
やはり言葉の定義は重要。
定義が一致しないと、同じ土俵で他職種の方と話ができなくなってしまいます。
様々な背景がある上で言葉があるということを意識していきます。
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阿部洋輔
デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです
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