理学療法士とPDCAサイクル〜「PDCAサイクル」から「SPDCAサイクル」へ〜

平成27年度の介護報酬改定で地域でのリハビリテーション専門職の振る舞い方が再注目されました。

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地域のリハビリテーション専門職は必読の報告書

リンク:高齢者の地域における新たなリハビリテーション在り方検討会報告書

平成27年度の介護報酬改定で生活リハへの変化が出ました。

通所リハビリでは生活行為向上マネジメント加算あたりがリハビリ職としての新たな可能性でした。

ビジネスでも使われるPDCAサイクル+「S」

そもそもPDCAサイクルって。

PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。(wikipediaより)

Plan(計画)

→ Do(実行)

→ Check(評価)

→ Act(改善)

結局は業務を「改善」させるためのツールです。

そしてリハビリ業界のSPDCA

Sが追加されています。

○Survey(情報収集とその分析・評価)

○Plan

○Do

○Check

○Action

Survey:情報収集とその分析・評価

平成27年度介護報酬改定の目的は、利用者さんの生活面・参加面までに目を向けようということ。

それに対して情報収集をしましょうということです。

今後の我々の視点

セラピストの評価は身体的評価・ADLまでの範囲に固まってしまいその方一人一人の生活・趣味・役割といったところまで見切れていないとされています。

そこで、このような評価バッテリーも推奨されています。

通所介護のリハビリはこれを軸に行って行かねばなりません。

リンク:通所介護及び短期入所生活介護における個別機能訓練加算に関する
事務処理手順例及び様式例の提示について

通所でもどんどん生活・活動面を見るために「Survey」を意識して「PDCA」回しましょう。

 

ビジネス書マンガでPDCA

とはいえ、そもそも概念がよくわからないという方にはこういったPDCA漫画もあります。

まんがで身につくPDCA (Business ComicSeries)

この本は、非常に簡潔にまとめられていてシンプル。

勿論、現実社会ではこんなにうまくいかないよという声はスルーして、まずは枠組みの理解には良い本です。

理学療法士の私が使っている場面として

1.利用者さんの個別リハ

患者さんを「目標立てて、評価して、プログラム立てて、治療して、再評価」

この通常の流れが言葉は違えどPDCA。

患者さんの状態を少しでもよくしていくということを考えると、「改善」につながっています。

2.介護現場でのリハビリテーション

先ほども書いた通り、平成27年度の介護報酬改定の際に、「Survey」が追加されました。

「Survey:情報収集とその分析・評価 」とされるため重複している部分もありますが、ちゃんと情報収集や分析しておきなさいというメッセージです。

利用者さんの背景や情報収集をしっかり行うことは現場でのプログラムに反映できるだけでなく、機能以外のアプローチのアイデアにつなげることも出来ます。

3.中間管理職としての管理業務

部門の管理者であったり責任者となっているセラピストの方々も非常に多いです。

よくビジネス書などで言われるPDCAはこちらの方です。

・部門の売上などの計画を立てて・・

・現状をチェックして・・・

・計画とのギャップとなる課題をチェックして・・・

・課題を解決する対策を立てて・・

・立てた対策を実行して・・・

・検証(再評価)して・・・・

・改善する・・・・

・そしてサイクルを回し続ける・・

という大まかな流れのこと。

数字が苦手な人もいるかと思います。

でも数字にしないと客観性が全く出ない・・。

ここは中間管理職セラピストの頑張りどこです。

ということで

自分の業務や課題改善のためにも使えるPDCA。

結局はどんどん自分自身をバージョンアップさせる必要もあるし、それができると仕事も課題も解決しやすいということ。

ぐるぐるぐるぐる。いろんな場面でサイクルを回していきましょう。

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