理学療法士 阿部洋輔のブログ

保健医療学修士。介護保険領域のリハビリテーション専門職として役立つ情報を発信するサイトです。

人口動態から見る理学療法士の働き方〜3倍の結果が出せる人材へ?〜

      2016/05/07


皆様おはようございます。

理学療法士の阿部洋輔です。

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日本の人口推移には色々な情報が詰まっています。

①西暦800年代→2100年代までの人口推移

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このグラフに1300年の歴史が表されている

と思うと驚いてしまうのですが。

日本の総人口をグラフにしたものです。

すでに日本は人口減少社会です。

2050年には日本人口は9500万人へ。

(小学校の頃から、日本の人口と言えば1億2000万人と記憶していたので、不思議な感覚です。)

 

②現在と2050年の高齢化率と生産年齢人口率の変化

2050年には、高齢人口が1200万人増加するのに対して

生産年齢人口は3500万人減少すると言われています。

(丁度私も、高齢人口に入るころ。)

〈現在〉→〈2050年〉

高齢化率20%→40%へ

生産年齢人口率→60%→50%へ

年金のシステムで言われるように今までは3.4人の若者で

1人の高齢者を支えていた時代が崩壊し、

若者1人で高齢者1人を見るという時代が到来します・・。

つまり、より少ない生産年齢の方々で

より多い高齢者の方々を支えないとならないということです。

 

③理学療法士の働き方に置き換えてみると

3人のセラピストで1人の患者さんだったのが

1人のセラピストで1人の患者さんを見る時代にということでしょうか。

勿論、今のように右肩上がりで専門職が増加すれば誤差は生まれるかもしれませんが、

マクロ的に見るとこの流れになってくると思います。

生産年齢人口への負荷3倍の変化をリハビリ業界にあてはめると・・・・。

回復期であれば、1日3時間リハ→1日1時間のリハへ。

在宅であれば、1日1時間の訪問リハ→1日20分の訪問リハへ。

デイであれば、1日15名のリハのアセスメント→1日45名のアセスメントを。

そして重要なのは、この環境で同じ結果を出さなければならないということ。

時間や手間は1/3で。

結果は今と同じがそれ以上に。

まさにパラダイムシフト。

やり方だけでなく考え方そのものをを抜本的に考え直すチャンスかもしれませんね。

診療報酬・介護報酬改定などの変化はたくさんありますが、

2、3年の短期的な視点だけでなく、10年、20年の長期的な視点もおさえていきます。


 - 働き方, 理学療法士

 

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