混合介護について考える

皆様おはようございます。

理学療法士の阿部洋輔です。

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混合介護のこの本を読みました。

混合介護導入・運営実践事例集―介護保険外サービス障害福祉サービス

まず言葉の整理

・混合診療

混合医療になる場合は、保険内と保険外という使い分けは出来ません。

結局全てが自由診療になります。

(2016年から混合診療の幅が少し広がったようです。)

・混合介護

混合介護は認められていて、介護保険内サービスとの併用が可能。

横出しサービスと言います。

 

介護業界の自費サービスの話

一般的に行われている混合介護『介護保険外サービス』

訪問介護であれば・・付き添い、家政婦サービス

通所介護であれば・・お泊りデイサービス

実は既に色んなサービスがあります。

保険外っていうとアウトサイダー的なあんまり推奨されていない的な雰囲気。

かと思いきや、こうやって普通に提供されている現状を見ると、

アレルギー的に感じてしまうのは、もしかしてセラピストだけ?

なのかもしれませんね。

 

混合介護を推進する社会情勢

介護保険サービスの動向と制度改正の方向性として以下。

①介護保険に依存しない体制作りが急務

②近い将来、軽度者は介護保険から外れる

重点化として→介護保険は重度者対応となるはず

効率化として→そもそものサービス内容の見直し

③総合事業はボランティアスタッフが提供する

このような視点から見て、混合介護を積極的に勧めていこうというお話。

いろんな自費サービスの例が挙げられているので、興味のある方は是非ご覧ください!

 

様々なサービス

本当にいろんなサービスがあると感じましたが、当然ですね。

介護保険『外』のサービスのほうが圧倒的に種類が多いわけですから。

また3省合同でこういった資料も出ています。

リンク:保険外サービス活用ガイドブック

是非参考にしてみてください。

まずは通所系サービスのモデルケース探し。

日々精進です。

 

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阿部洋輔

デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです

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