2020年人工知能時代僕たちの幸せな働き方by藤野貴教 を読んで〜医療介護にも人工知能の波が来る〜

皆様おはようございます。

介護業界で働く理学療法士の阿部(@yousuke0228)です。

近々、医療介護業界にも働き方改革がやってきて、私たちの働き方が変わります。

介護業界の雇用確保については、前々から外国人の介護士さんや女性・シニア層の採用などなどいろんな話がありました。

最近は人工知能(AI)がブームのように扱われていますね。

ということで、この本を読んでみました。あえて10年後ではなく3年後の未来予測というところがポイント。

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2020年人工知能時代僕たちの幸せな働き方by藤野貴教

目次

第1章 人工知能はどこまで進化しているのか?

第2章 1人1人はどう進化していけばよいのか?

第3章 組織のリーダーはどう進化していけばよいのか?

第4章 人工知能時代の新しい働き方のモデル

第5章 人間の強みを突き詰める

人工知能時代の働き方の3ステップ

  1. 知る
  2. 使う
  3. 創る

とされています。まずは人工知能を知ろうとすることからです。

人工知能といえば、人の仕事を奪うという話が大きくピックアップされてました。

この話題が注目されすぎた結果、人工知能に対するマイナスイメージを持つ方も増えた可能性がありますね。

ということで、まずは知るためにも動いてみましょう

新しいことは、いつもと違うことをやるときに心理的な障壁を感じてしまうというのは、仕事でもプライベートだってそうですしね。(別なのは楽しいときだけ?)

人工知能を知るために私がやったこと

・女子高生AIりんなと友達になった

・新産業構造ビジョン〜第4次産業革命をリードする日本の戦略〜を読んだ

 

今までとは反対側にある仕事にチャレンジ

人工知能時代においては「今までとは反対側にある仕事・事柄」にチャレンジすることが求められている。

ということで、業種毎の例として挙げられていたのは・・・・

  • 営業・販売でいえば「人と接する」⇄「データと仲良しになる」
  • 製造では「時間を短縮させ効率を上げる」⇄「感情コミュニケーションの時間を多くとる」
  • 技術では「論理」⇄「感性・直感」
  • 事務・管理では「前例踏襲」⇄「未来志向」「コストセンター」⇄「プロフィットセンター」

このような形だそうです。

完全に時代が変わって、働き方が変わるんだということがわかります。

(医療介護業界も、肌感覚としてもこのように変わってきている感じがあります。)

私のいる介護業界で、今までと反対側にある仕事。

何があるだろう??

これはまさに二律背反的に感じる人が多くいるので、現場で悩んでる人も多いはず。

1対1での仕事が当たり前だったところを、1対多の対応ができるようにすること。

手間をかけるのではなくて、オペレーションを見直して効率化する。

などなど、やること多すぎて若干めげそう・・・。

ただ、その大きな目的は本来人間が行う仕事である「ヒューマンタッチ」の割合を増やすため。

ここを間違えてはいけませんね。

まとめ

今のところ理学療法士や作業療法士の仕事というのは置き換わられにくいというように書かれています。

だからとはいえ、変化をしなくて良い理由にはならないです。

少し前にも介護業界でもケアプランを人工知能(AI)がつくれるようにする会社がスタートして話題になりました。

まずできることは、人工知能を知ろうとすること、少し使ってみること。

だから上記の話題もどんなことが起きているのかと確認してみましょう。

きっとこういった小さいステップから始まっていくと思うので、この際心理的な障壁を取っ払っておきましょう。

ロボットとの共存共栄時代の始まりですよ。

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阿部洋輔

デイサービス管理者の理学療法士/保健医療学修士/介護業界10年/介護業界で働く施設のマネジャーやリーダー、介護が必要な家族を持つ方に向けて情報を発信しています/みんなの介護「介護の教科書」コラム執筆しています/2人の娘の父/詳細なプロフィールはこちらです

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