理学療法士になってやりたかったことって何だっけ?〜自立支援真っ盛りの時代に〜

皆様おはようございます。

介護業界で働く理学療法士の阿部(@yousuke0228)です。

介護業界は来年に迫る改定に追われていますが、自分の働き方まで否定されそうになり困っていませんか?

スポンサーリンク


今後の介護業界の流れ

自立支援型介護や卒業できるデイサービスなどなど言及されまくっています。

というのも、方向性は確実に自立支援です。

自立支援介護は国の介護の基本方針になった〜高齢者住宅フェア2017にいってきた〜

真面目に、施設運営や専門職としての働き方は明らかに変わっていきます。

「自立支援」は介護保険の基本理念ですが、安倍総理が未来投資会議で見出してから、またかなり盛り上がっています。

自立支援介護の誕生

今まで医療介護業界で働いてきたものとしては、なかなか大きな変化であり驚いている人も多いはず。

(ただ、これは業界の常識は世間の非常識的な話で当たり前なのかも)

医療介護業界で働く理学療法士の悩み

売り上げと理念の間に

特に管理業務を任されている方たちにとってみれば

・売り上げをアップさせたいが、医療介護報酬は右肩下がり

・対象者の卒業を促すが、お客さんは減らしたくない

この辺は共通の悩みかと思います。

自立を促していくはずが、経営的には少しは依存してもらいたい・・・。

辛いですよね・・・・・。

(だからこそこんなジレンマ抱えずに現場だけやっていたい!という方もいるわけです。)

悩みに対する施策は

①自費事業で保険に頼らない仕組み作り

保険事業であっぷあっぷなら、別口の事業を作るということ。(難しそう・・・)

そんな簡単じゃないのはわかっていますが、チャレンジしないとにっちもさっちも行かなくなります。

脳梗塞リハビリセンターの新サービス「リハトレ」が普及すると、理学療法士・作業療法士の働き方改革が起きる

②利用してもらう方の対象をより拡大する

要支援〜要介護という方々が対象だったところが、事業対象者という方が増えたり。

今後は、健康な方たちもサービスに取り込んでいかないといけません。

卒業させたはいいが、誰も利用者さんが残らないというのは経営的にはまずいということ。

ただ、健康な方たちを対象にするということはカーブスや、フィットネスクラブなどとも競合していくことになります。(ちなみにカーブスは月額6700円だとか・・)

焦ります。

理学療法士のいない世界を作るために理学療法士を頑張るジレンマ

崇高な目的を掲げていたとしても、お金をもらえないと生活ができないのも事実です。

理学療法士ブロガーの代表とも言える西野さんの記事。

「自立支援とお金儲けは相性が悪い」はまさにその通り。

自立支援を仕事にするなら無償で働く覚悟も必要です。

今までは、この業界自体が対象者の自立を支援するのに、医療介護に依存させて、余計なお金をとってきた面もあります。

そしてその財源は借金まみれの国から出ているのですから、我々がどう見られているのかは自明です。

ここからは変わっていかないといけません。

まとめ:理学療法士になってやりたかったこと

世の中「自立支援」真っ盛りですから、そもそもなんで理学療法士になりたかったのかを考え直すきっかけになります。

だって自立支援が完璧に行えるシステムができて、国民がみんな自立できるようになったら、理学療法士っていらなくなりますよね・・。

専門職がいなくてもいいように、専門職としてがんばる。

禅問答のようですが、極端に考えればこういったこと。

私が理学療法士になりたかったのは・・

・国家資格で将来安定?

・白衣を着る職業に憧れた?

いやいやそんなことではなかったはず。(少なくとも学校の面接ではそんなこと言ってない・・)

結局は「理学療法士」でなければなかったのではなく、1つの手段。

理学療法がしたくて理学療法士になった訳ではないということ。

そして自立支援が完璧にできるシステムがあれば理学療法士はいらなくなります。(汗)

としたら、あえて自分のできることやっていくことに制限をかける必要もなさそうです。

理学療法士という立場や視点は最大限に使いつつも、方法なんていくらでもあるんだろうなと思う日々です。

変化の時期ですから、いろんなことに手を出していきましょう(笑)

スポンサーリンク


 

The following two tabs change content below.

阿部洋輔

理学療法士(保健医療学修士)。 弟に脳性麻痺という障害があったことがきっかけでリハビリ業界へ。 一般病院勤務→在宅リハ転職→26歳でデイサービス管理者を経て、社内の管理職。施設運営や労務管理で挫折・修羅場多数経験。 3Kといわれる介護業界で楽しく働くヒントを発信すべく【介護業界で働く理学療法士のブログ】運営。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

理学療法士(保健医療学修士)。 弟に脳性麻痺という障害があったことがきっかけでリハビリ業界へ。 一般病院勤務→在宅リハ転職→26歳でデイサービス管理者を経て、社内の管理職。施設運営や労務管理で挫折・修羅場多数経験。 3Kといわれる介護業界で楽しく働くヒントを発信すべく【介護業界で働く理学療法士のブログ】運営。